第８０回　菊花賞

どうやら明日は天候も回復しそれなりに良い馬場で臨めそうな菊花賞。やはりG1は秋晴れで行いたいものだと思う。
そういえば第８０回と言えば日本ダービーの第８０回で勝った馬はキズナだった。
今日は東京にはルメール台風が上陸。５連勝を含む６勝を上げる凄まじさ。勿論良い馬に乗ってるには違いないが、スミヨンが来日してフランス語使い放題でストレスフリーになったのか？あまりの勢いに我らが武豊も吹き飛ばされそうだった。
じゃ明日もルメールか？というとなかなかそうは行かないのも競馬。しかし、何でアドマイヤマーズは凡走したのだろうか？特に位置取りが不可解だった。馬体も増えていなかった。

何となく明日の菊花賞は意外な馬に勝たれそうな気もしてるのだが、それを予想するのは占いに近い。まともに予想をするしかない。はい！

◎５ワールドプレミア
〇14サトノルークス
▲13ヴェロックス

△７レッドジェニアル
△２ニシノデイジー
△12ヒシゲッコウ

☆18メイショウテンゲン
☆10カウディーリョ
☆15ホウオウサーベル

武豊がエアスピネルで菊花賞の3着に来た時、神戸新聞杯は脚を図るような競馬になり5着だった。ワールドプレミアは一度京都コースを走ったことがあるがその時は内回りだった。今度はゆったり走れる外回りで下り坂を利用すれば更に置いて行かれなくなる。また、ためれば貯めただけ脚を使える馬だ。休み明けでのあの走りならこのメンバーなら逆転可能と判断した。

ヴェロックスの評価を少し落としたのは前走見せた危うさが気になったから。しかも折り合い難い外枠に入ってしまった。普段でも終い少し甘くなる馬。ちょっとエタリオウと被る面も感じてしまう。距離もどんとこいではないし？厩舎の長距離成績の悪さも気になるところ。最後の50ｍで力尽きても不思議はない。

対抗に上げたサトノルークスは前走重馬場で好走しているが、多分馬場が良いには越したことがないと思う。京都の未勝利がとても強い勝ち方ですみれステークスも勝っているがどうしてもクラシックに出走させたいオーナーの意向で春は押せ押せのローテーションに。そしてそれがこの厩舎の役目でもある。
夏を休養に当てわざわざ関東に運んだのは関東なら権利が取れるとふんだからだろう。ジョッキーは初乗りになるが、期待されtないときに大仕事をするタイプでもある。先着したニシノデイジーより大きく人気を落としているならば積極的に狙いたい。

レッドジェニアルも京都が得意であり、勝ち馬こそ出していないが人気以上に好走をし、馬券にもなっているキングカメハメハ産駒。キンカメはその子ルーラーシップも含めるとここ５年で３頭の馬が馬券になっている。酒井騎手も菊花賞は買っており上位が崩れたときにはチャンスがあるかも知れない。

セントライト記念で一番良い脚を使ったのがニシノデイジーだった。仕掛け遅れに見えてそれが乗り替わりの原因にもなったのだろうが、前哨戦と考えるならそんなに悪い競馬でもなかった。ただ、いつも追い上げるタイミングが悪いので捲くるような競馬になり大外に振られるのでイメージが悪い。もう少しだけ追い出すのを我慢すればとも思う。それでも最後まで足を使っているし、この馬はどこのコースでも走るので持ってる能力は高いのだろう。ただ、ハービンジャーは長距離が得意なのか苦手なのかな？重馬場が得意なのか？苦手なのかな？ちょっと分かりにくい。ルメールなら走るのか？走らないのか？リーチザクラウンの恩人とも言える西野オーナーの馬なので頑張って欲しいが案外有馬記念あたりが出番かもと妄想。

ヒシゲッコウはちょっと人気になりすぎてるので避けたかったが、前走の勝ちっぷりに距離適性の高さと荒れた馬場の適正の高さを感じた。前走はルメールだったが、タイプ的にガッチリ走らせるスミヨンのほうが合いそうな気がする。血統的にも菊花賞向きだといえる。そうなると本当はザダルも軽視はできないのだが、基本的には上げた上位５頭で決まると思っているので割愛した。
下の☆たちは上位が総崩れになった時にお前がか！と驚かないように。たまにそういう菊花賞があるからさ。