818件のひとこと日記があります。
2019/10/21 19:04
菊花賞回顧録 あなたには待てますか?
スーパークリーク 1988 19歳
ダンスインザダーク 1996 27歳
エアシャカール 2000 31歳
ディープインパクト 2005
そして・・・昨日
ワールドプレミア 2019 50歳
菊花賞5勝目を武豊が上げた。
武豊もすっかり年齢を重ね、僕らも一緒に年をとってきた。
若い頃は全然好きじゃなかった武豊を、あの憎らしい位勝ちまくっていた武豊が、2010年の落馬負傷をきっかけにそれまでとは嘘のような境遇に落ちた。正直言えば武豊を応援しだしたのはそれからだ。その時、初めて同世代のスターの存在感に気づいた。いや、思い出したのかも知れない。
武豊がオグリキャップでラストランの有馬記念を勝った日。
あ、この人と一緒に年をとってきいくんcだなと思い、誇らしい気持ちになった自分がいた。
とまあ、こんな風に書くとまるで武豊の引退が決まったかのようになってしまっているが、キズナのダービーから6年。
6年振りのクラシック制覇だ。
殆どの騎手がクラシックどころかG1制覇すら叶わずに去って行くこの世界でこの6年は決して長くはないのだろうけだ、全盛期を知るものとしてはとてもとても長く、実際に勝って見せるまではもう難しのか?と思ったりしたものだ。
レースは京都外回りのレースで内枠を取れたときの武豊の必殺技ともいえる騎乗方が炸裂した。京都の外回りは直線に向くと内が開く。それは勿論他の騎手も把握はしてるのだが、京都は下り坂の後に4コーナーがあるのでそこで仕掛けていくとどうしても外に振られる。コーナーリングが上手な武豊ならではのテクニックで、誰もが動きたいところでじっと待っている。ゴール前も相手が迫ってきても慌てることがない。これが出来そうで出来ない。だから一番強い馬は武豊に任せるべきだと言い続けてきた。最も平常心でその馬の能力を発揮させる。
ヴェロックスはやはり?今回も勝てなかった。キセキと一緒だ。一番人気に相応しい競馬だけど、競馬はスポーツではない。正々堂々だけでは勝てないものだ。もっとセコく乗ってもいいのではないだろうか?あれで距離の責任されてしまってはヴェロックスがかわいそうだ。
そしてそのセコさを発揮して期待通りに2着にサトノルークスを持ってきてくれたのが福永騎手だ。彼は多分競馬界一クレバーな騎手だと思う。それが仇になる時もあるのだが。
ニシノデイジーはもっとルメールにこういう競馬をして欲しいとリクエストするべきではなかったのか?あの競馬なら自分なら乗り替わりをさせる意味がなかったと思う。しかしも他のレースであれだけ活躍されては菊花賞だけルメールが悪かったとは言いにくい。陣営としては後悔が残った競馬ではなかったかと思う。やはりハービンジャーは難しい。
レッドジェニアルはもう少し強気の競馬でも良かったのかも知れないが、現状の力は出し切ったと言えるだろう。
結果は菊花賞の両トライアルから臨んだ再先着の3頭で決まった。着順の入れ替わりは今回は騎手の技量の差と言えるだろう。
それにしても、今回も上位の3頭はノーザンファームの生産馬だった。この時代ノーザンファームの生産の強い馬に乗れなければクラシック制覇などノーチャンスに近い。それが武豊のクラシック制覇が6年も開いた理由の一つだろう。そのキズナはノーザンファームの生産馬ではなかった。
そう考えるとセールで高額なお金を払って手に入れたノーザンファーム生産馬に、どうしても武豊を乗せたいと言ってくれるオーナーに感謝しなくてはいけない。そうでなければ僕らも夢すらも見れないのが現実なのだから。
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じゃんぽけさん
キーファーズも社台一辺倒からノーザンで買うようになってきたのでそろそろあるかも知れませんね。マイラプソディーは京都をあっさり勝てるようならチャンスがあるかも。
エターナルバディはエピファネイアの子供なんですね。血統だけ見ると少しスピードが?かなという印象だけどそこは幸四郎に期待ですね!おいらは先週命名される前にお気に入りにいれたいたジャスティンリーチという馬が新馬を勝っていました。ラグビー熱でリーチザクラウン産駒に注目が集まってるようで。ま、安田隆厩舎だからクラシックには乗れないかなあ。 -
きんぐかずさんがいいね!と言っています。
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きんぐかずさん
エターナルバディというお馬さんを今年のお気に入りに入れてるんです。プレミアの従兄弟でキーファーズで幸四郎厩舎、キーファーズにもそろそろでっかく恩返しをしなきゃ!
プレミアの有馬参戦は楽しみですね、どうかどうか順調に!
マカヒキも踏ん張れぇーーー