第３９回ジャパンカップ　ビュイックが見つけたビクトリーロード！　

全頭で１５頭しかいないのに全く絞れないジャパンカップ。しかも東京競馬場は一日中冷たい雨が降りしきり明日も劇的な回復は望めそうもない。
そんな最中フランキーの手綱さばきに注目が集った。明らかに過剰人気となる中それでも２勝と流石ということころを見せつけたわけだが、それ以上に気を吐いたのがウィリアム ビュイックだ。
彼は今日の馬場を読み切って完全に手中に収めてるような勝ち方だった。明日はそれにかけてみようと思う。取り敢えずミルコの単勝で資金はできたので軽い気持ちで。

◎８レイデオロ
〇６ユーキャンスマイル
▲２ワグネリアン
△９ルックトゥワイス
△13エタリオウ
△５スワーブリチャード
☆15ジナンボー
願14マカヒキ

レイデオロは前走の4着でケチを付けた形だが、レースを見直すと着順のイメージほど悪いレースではなかった。今年のメンバーなら東京のG12勝は大いばり出来る実績で巻き返しは可能。馬場状態が気になるとこだがそこはビュイックの手腕に期待したい。今日の競馬では積極的に先行しつつもコースロスは避けながら最後の最後は外目に持ち出して好成績を収めていた。それが再現可能な枠順さとも思う。

正直レイデオロ以外は印が回らなかったムイトオブリガードやカレンブーケドールも含め一朝一夕で取捨は難しい。
ユーキャンスマイルは前走よりも条件は好転しているが、正直馬場適正は？？良馬場の方がいいのは間違いない。

ワグネリアンは重馬場でも実績はあるが、距離が伸びることは少なくともプラスではない。また、福永騎手に対して川田騎手の方が馬の当たりは硬く折り合いも不安が残る。

９と１３はステイゴールド産駒でいつ大レースで走ってもおかしくないし、鞍上の腕にも期待。

最後にジナンボーに触れておきたい。この馬は実績的には間違いなく格下だが、東京の不良馬場で強い勝ち方をしたことがあり、騎手のライアン・ムーアはとても勝負にはならないと思っていたラストインパクトをJCで２着に持ってきて驚かされた事がある。
今日も勝鞍こそないが卒のないレーシ運びが目についた。ジョッキーの腕も見込んで穴候補として期待したいと思う。