第２０回チャンピオンズカップレース回顧

直前に１番人気から２番人気へとなったことが、今回の勝因と上げるのは川田騎手にちょっと意地悪過ぎるだろうか？？
しかし、そのオッズを見て、これでクリソベリルにも勝つチャンスが出てきたなと自分が感じたのは正直な気持ちである。
１番人気の川田騎手はちょっと？だが２，３番人気なら最強であるのは間違いない。それにダートの方が安定感を感じる。
馬券は直前まで、チュウワウィザードとゴールドドリームから流すか？クリソベリルとゴールドドリームから流すか？迷ったが既に今日はある程度運良く確定させたので軽い気持ちでそのままにした。
１着　川田将雅
２着　Ｃ・ルメール
３着　武　豊
を見た時に正直ここに福永騎手が割り込むのは無理かと変な諦めもついた。
そもそもチュウワウィザードは考えていたよりずっと後ろの位置取りになった。悪くてもゴールドドリームのポジションにはつけてほしかったし、スタートも上手な騎手なのにレースの展開を読み間違えたとしか思えない。これで初めてこの馬は馬券外になったのだが、結果だけ見て言うのは申し訳ないが、この馬に誰か外国人を乗せられなかったものか？最終レースを勝つとこを含めて彼らしいと言えば彼らしいが、もう絶対に軸にはしないと改めて誓った。少なくとも自分の期待に応えてくれたことはないので。

レース自体はとても面白い楽しめるレースとなった。先頭を走るインティの武豊が、最初は左ムチで追っていたが内からクリソベリルが抜けて来そうな気配を感じてムチを持ち替え内を締めた。
それに連動してクリストフが内を締めれば多分勝っていたのはゴールドドリームだったが、多分川田もそれを察して一貫歩早くクリソベリルの頭を２頭の間に押し込んだ。多分クリストフはインティを交わせば勝てると踏んでいたのではないかなと思うし、あそこで反応できたのは斤量差だとも思う。あと一日開催日が翌日だったらクリソベリルは５６キロだった。その奇跡の１キロ差の勝利だったかも知れない。

ただ、世間の雰囲気は新たな怪物誕生といった感じだがそこまで簡単に行くかは分からない。ゴールドドリームは本当に強いし、インティもマイルならわからない。何より目標になるということはずっと競馬を難しくする。しかも、次は間違いなく１番人気だ。そして、これで呪縛が解けて川田が覚醒するのか？すぐ来週にわかると思う。