いよいよ有馬記念　１

穴候補はあるか？？
G1馬が11頭と秋天にもまして豪華メンバーになった有馬記念。
今年は勝った馬が年度代表馬になりそうな勢いだ。
それも今年は国内G1を複数勝ってるのはインディーチャンプだけで、多くのG1馬がここに２勝目がかかっている。勝つ馬によっては該当馬無しもありえそうだ。

有馬記念は時よりとんでもなく大荒れすることがあるから何か荒れるイメージがあるが、少なくとも最近は１着馬に限ってはそんなに荒れているわけでもない。最近ではゴールドアクターが勝った年が一番荒れたのかも知れない。今年はあっと言わせる馬がいるだろうか？？

大穴が開く条件として人気薄の逃げ馬の逃げ残りがあげられる。
古くはメジロパーマーの大逃走劇がその代表だがそれでも逃げ切るのはどんな強い馬でも難しい。いや強い馬こそ難しいのかも知れない。

今年は多分アエロリットが行くのだろうか？もちろん入る枠順にもよるだろうが・・・。
アエロリットは中々強い馬だ。G1こそNHKマイルカップ以来勝ててないがいつも強い相手に善戦してきた。今回はここが引退レースになるらしい。秋天でも距離がと言われてた位でここでは流石にそうは人気にならないだろう。

かつて落合博満が盗塁を成功させたときに、マークされていれる俊足とノーマークの鈍足なら成功率は同じくらいだと言っていた事をふと思い出した。逃げ馬も同じだ。ノーマークならノーマークなほど怖いのが逃げ馬だ。
アエロリットはハイペースでしか逃げられないからスタミナが持たないというにわか評論家が多いけど、それに息を入れてしまうのが中山の2500ｍだ。
あまりスイスイ行ってしまうと案外もあるかも知れない。

では、どの馬がそれを捕まえに行くのかなと想像すると・・・それはやっぱりアーモンドアイのような気がする。ダイワスカーレットもジェンティルドンナも牝馬ながら有馬記念を勝っている。その２頭に勝るとも劣らない実績を残しているアーモンドアイ。熱発明けだなんだと騒がれているが、本当は元々あまり香港に行きたくなかったのではないか？今みたいにすっかり芦毛になるまえの頃から国枝先生はよく知っているが、そう感じてしまうインタビューだった。

東京の2400を2分20秒で走った馬に距離不安を唱えるのは単なる願望でしかないと思う。怖いのは枠順だけだろう。