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2020/03/08 21:41
ディープインパクト記念レース回顧
レースとは当然相手と競り合いをするわけだが、今日はまるで誰とも競い合っていないようなレース。そんな勝ち方だった。
思い起こせばディープインパクトもそんなレースをする馬だった。
あくまで自分の走り方をするだけ。まるで違うレースを走っている。そんな馬だった。
8-7-7-3 これは弥生賞を勝った時のディープインパクトの1コーナーから4コーナーの通貨順位である。そして・・・
8-8-8-2 これが今回のサトノフラッグの通貨順位で、両馬とも3〜4コーナーで一気に加速しているのが分かる。しかもディープは手応えに余裕が有ったとはいえクビ差の勝利だがサトノフラッグは1馬身半近く突き放して見せた。得意とは思えない重馬場で。これは素直に評価しないといけないだろう。
それにしても完璧なレース運びだった。やはり素直で強い馬に乗らせたら右にものはいないだろう。特に4コーナーでは、サトノフラッグとワーケアの間に入ろうと石川騎手が狙っていたが一呼吸置いて外に誘導しかつコーナーで少し外目を回すように内を開けて回っていた。実は石川騎手は中山の4コーナーで内に馬を誘導するのが得意で今回もそれを期待して厚めに購入してたのだが、残念ながらユタカとクリストフの間にそんな隙間が生まれることはなかった。
さて、問題はこれからだが、やはり本番はマイラプソディの方に乗るのだろうか??普通に考えれば前哨戦を負けてしまった馬と勝った馬。サトノフラッグに乗ってクラシックへと向かっても何の問題はないはずだが、マイラプソディもそう簡単に手放せない事情はあるかと思う。多分事前に約束事があるのではと思っているが、それを覆して・・・と思ってしまうような勝ち方だった。
本命を打ちたいとこをグッと我慢して単穴にしたかいもあったというものだ。ま、馬券は結局サトノフラッグとワーケアから買ってはいたのだけど。
皐月賞は多分3強と言われる戦いになるのだろうが、比較のしようがない。まさにカオス的状況と言えるのだが楽しみでもある。せっかくだからアドマイヤビルゴも勝って皐月賞に送り込んで欲しい。