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2020/04/13 00:17
第80回桜花賞レース回顧
せいぜい稍重で収まるだろうと思っていた馬場は花散らしの雨どころか春の嵐のように降りしきり本番では重馬場に。
馬場見極めに考えていた忘れな草賞でゴールドシップ産駒のウインマイティーが勝ち、1番人気のディープインパクト産駒のリリーピュアハートが3着に敗れ、2着もエピファネイア産駒だった。この時点での馬場は稍重発表。その後重になったので、追記したように人気所のディープインパクト産駒の評価を下げて勝ったディアリングタクトの評価を上げて、クラヴァシュドールとレシステンシアから3連複で流して勝負した。残念ながらスムーズならクラヴァシュドールは3着に届いて見事本線的中となっていたと思うのだが、前走本命にしたスマイルカナが残ってしまい的中とはならなかった。
さて、勝ったディアリングタクトだが、既にアーモンドアイ級だとか、3冠確実とかの声も上がっているが、それは申し訳ないがオークスの結果を見せてもらわないと正直そこまでの馬か?自分には分からない。
そもそもなぜ?当初この馬の評価を下げていたのかと言うと、持ち時計と展開に疑問があり、結果エルフィンSで2着した馬も忘れな草賞で振るわず、そのエルフィンSも3番人気だったので、勝ち方だけで評価を上げるのは危険だと感じたからである。
しかし、その杞憂が馬場悪化によって解消したので急遽有力馬の一頭に上げたわけである。
それでも桜花賞は確かに強い勝ち方をしたわけで、評価を上げないわけにはいかないが、何せ無敗で桜花賞をせいしたのだから、それでも3冠確実と言うにはまだまだ課題があると思っている。
まずは今回も馬場悪化で時計がかかるレースだったのは間違いない。2着のレシステンシアはこういう馬場は不得手ではなかったが、スタミナを消耗してしまっていた。競馬にタラレバは何の意味もないが、良馬場だったらレシステンシアがあそこまで急激に足が上がることはなく差し届いてなかっただろう。
次の舞台は今回馬場にないたディープインパクト産駒の庭といえる東京コースだ。勿論再び馬場が悪化することも無いとは言えないが、良馬場でも強いところを見せてもらってこの穿った見方をしている自分の鼻を明かしてやって欲しい。
ま、それでも大きく成長を見せようとしている若い騎手と若駒の勝利を今日は素直に祝福をすべきだと思う。初年度産駒の初重賞制覇がG1と言うのもエピファネイアの娘らしくていいじゃないかなと思う。
次は皐月賞!男の戦い。最近牡馬は牝馬に押されっぱなし。頑張れ男の子!!