ダービーのその後で　第70回安田記念G1

今週から東は東京が続くが、西は宝塚記念に向けて京都から阪神に代わり新しい開催となった。つまり、来年のダービーに向けて新馬戦がスタートしたわけだ。
最初の新馬戦を勝ったのは前評判では伏兵人気であった、武豊騎乗のキズナ産駒の牡馬であった。新馬戦らしく丁寧にエスコートされて初勝利をものにした。

正直、ジョッキーにはこの春のクラシックだけでなくG1含めて物足りなさを感じてしまうレースが多かったが、来年に向けては幸先が良いスタートを切れたわけだ。それにしてもキズナは偉い種牡馬だと思う。今日の新馬だけでなく、未勝利戦でもダート替わりで楽勝していたが、条件を選ばず、大牧場の生産馬からも普通に勝ち上がって来る。
そういった点は父のディープインパクトよりも祖父のサンデーサイレンス寄りじゃないかなと思えてしまう。後はG1を勝ってくれるような大物がだせるか？？だろう。

今日の新馬戦では東京の５レースに出てきたブエナベントゥーラにも注目が集まった。あのブエナビスタの息子で父はモーリス。当然注目が集まる血統だが、血統だけでなく馬体も素晴らしくその走りが気になっていた。

結果は上手く内をすくわれて惜しい２着に負けてしまったのだが気になったのはその騎乗ぶりで、武豊のエスコートとは真逆で初めてのレースを経験する馬にはちょっと厳しいように見えた。
そもそも父も母もどちらかと言えば遅咲きの奥のある血統で６月の新馬でいきなりでもないイメージだ。彼がこの敗戦で競馬が嫌いにならないでくれたらと願うしだいだ。

そんなわけでダービーも終わってまだちょっと気が抜けている状態での安田記念である。どうせ？アーモンドアイでしょ？となりそうだが、ここまで強いと分かっている馬に逆に本命を打つのは競馬の予想として失礼。予想は勿論彼女を負かせる可能性があるとしたら？？で考えた。ダービーの二の舞になろうとも。

予想だぴょん。
◎11グランアレグリア
〇９アドマイヤマーズ
▲５アーモンドアイ
△２ダノンキングリー
△６インディーチャンプ
△１ダノンプレミアム
☆13ヴァンドギャルド

前門のアドマイヤ、後門のアレグリア。囲むダノン軍団。この三本の矢を持ってしても簡単にぶち折られる可能性も大アリですが、誰だって有馬記念で沈むアーモンドアイは想像できなかったし、今の東京の馬場はアーモンドアイといえども出遅れれば勝つのは難しくなる。本当は好きなダノンキングリーに本命を打ちたいとこだが、東京の2000ならともかくマイルでは分が悪そう。
それならとスプリント並みの一瞬の切れなら上回りそうな去年の桜花賞場に期待しました。
ちなみに史上最多の芝でのＧ１、８勝目がかかってるそうですが、数も大切だけど中身はもっと大切。個人的にはヴィクトリアＭは0.5位かな笑
そう考えるとジェンティルドンナは中身も凄いね。ま、秋にはそれも超えるかもだけどさ。
あ〜競馬場のパドックに腰掛けて、焼きそばとフランクフルトを食べたい！