忘れられない秋に「第162回天皇賞（秋）」G1

牡馬、牝馬同時無敗３冠達成という今後同じことが起きないかもしれない歴史的快挙に続くのはアーモンドアイによる芝でのG1最多勝利なのか？それても牝馬による年間G1最多勝利になるのか？？
揃った頭数は天皇賞にしては１２頭と寂しい限りだが、メンバー的には十分な実力馬が揃ったと言える。
１番人気は桜花賞以来G1レースにしか登場したことがないアーモンドアイ。去年の覇者だ。
しかし秋の天皇賞は中々一筋縄ではいかない。過去に秋がこの距離なってから連覇した馬はシンボリクリスエスしかいない。しかもクリスエスが連覇したのは３歳と４歳時のことだ。
それでも連覇する可能性は十分にあるように思う。アーモンドアイは大凡走をした有馬記念以外は自分より後ろの馬に差されたことは一度もない。マイルでは後手に回ることもあるが、多分現時点では東京の2000ｍはベストの舞台だと言える。
そのアーモンドアイも多分現役は今年までだろう。また、ここで勝てばこのレースが国内最後のレースになる可能性も高い。本当はJCで新旧の三冠馬対決を見てみたいがなかなか難しいかも知れない。ただ、アーモンドアイを破らずにして現役最強を語ることは出来ないし、アーモンドアイもそれらの三冠馬を破らない限り年度代表馬は手に入らないと思う。アーモンドアイが強いのは分かりきっている。だからこそ、今週も敢えてアーモンドアイを倒すことを目標に予想を考えていきたいと思います。

予想です！
◎４ダノンキングリー
〇８キセキ
▲９アーモンドアイ
△６フィエールマン
△７クロノジェネシス
△11ダノンプレミアム
☆３ダイワギャグニー

本命はキセキだ！と言いたいところだが、アーモンドアイに敬意を表する意味でもアーモンドアイを負かすには下の世代であって欲しいと思う。そして現３歳世代の壁になれるような存在になって欲しいと願う。
ダノンキングリーは今回の結果を数多いるG1馬の中では一応格下の扱いになるのかも知れない。しかし、共同通信杯を見たときにこの馬は絶対G1馬になれると感じたものだし、去年だって秋の天皇賞にいけばアーモンドアイを倒せると思っていた。それぐらいのポテンシャルがこの馬にあると思う。初めてアーモンドアイを後ろから差し切る馬になっていただきたい。戸崎騎手の覚悟持った騎乗を期待したい。勿論キセキにも期待したい。切れ味勝負ではやはり分が悪いと思うので行くしかない？？だろうか。
クロノジェネシスは一般的には宝塚記念で強い勝ち方をするような馬はこのコースは向いてないと思うが、それでもここで勝つようなら暫定の現役最強はクロノジェネシスで良いと思う。
グッド・ラック！