ヨシオの逃げ。

21世紀最大の決戦とも語られそうなJCが刻一刻と近づいている。願う事は何のアクシデントも無く全馬ゲートイン出来ますように。4歳の才能の大将格とも言えるサートゥルナーリアの回避はとても残念だ。
もう一頭ここに出ないで残念だと思う馬がいる。フィエールマンだ。この後の有馬記念が目標のようだが、ダービー含めこの馬には東京2400の舞台こそ最適だと思うのだが？そうではないのだろうか？何も苦手そうな小回りのぐるぐるに出なくてもと思ってしまう。
逆にキセキなんかはここはパスして有馬に向えばワンチャンあるのにな？と思ってしまう。JCで2着した後の有馬記念は明らかにガス欠だった。
そんな中どさくさに紛れてヨシオが登録してきた。うん？と思ったが厩舎を見れば納得だ。森先生ならやりかねない。連投でチャンピオンズCに向かうらしいのだが、果たしてヨシオは予定取りに逃げられるだろうか？？
この並びだと逃げるのは外枠の馬だろうがヨシオは1200のつもりで出していかなければ先頭に立つのも難しいかなと思う。
懐かしくテレビ馬を無事に演じる事を願おう。
東京初見参なのは我がワールドプレミアも同じだ。有馬記念より断然東京の2400の方が向いているように思うが、神戸新聞杯でサートゥルナーリアに子供扱いされている。勝った菊花賞には彼はいなくて、やはり有馬記念では後塵を拝した。それも東京なら逆転があるのか？？
休み明けには違いないがウソみたいに成長していて欲しいなと思う。
戦後、古馬迄走って無敗で引退できた馬は中央競馬にはいない。まぁ、そもそも無敗の三冠馬は史上3頭しかいなくて、牝馬は今年が史上初だったのだから当然と言えば当然だろうか。
だから、今回必ず一頭は無敗ではなくなるのだが、名馬は負け方が重要だ。凡走は許されない。勿論アーモンドアイが勝てば両馬とも無敗では無くなってしまう。それだけに素晴らしい挑戦だと思う。
予想は例えばこの3頭立てだとしてもかなり難しい。比較材料は無いに等しい。実績は勿論アーモンドアイだが、彼女の過去と彼らの未来を比べなければならない。いやはや無敗とは甘美であると共に厄介なものだと思う。まぁ楽しい悩みではあるが。
そして、歴史はどの顔を見せるのか？賞賛か？残酷か？
どちらの場面もたくさん見てきたが、3強のどれかが勝てはどれが勝っても賞賛に値すると思う。あぁ、生で見たかった。
ゴール前で思いっきり叫びたい。若い頃は何度ユタカ！岡部！たまには太！と叫んだ事か。
しかし、斤量2キロから4キロ差はやはり有利だろうか？？
距離延長、距離短縮は有利だろうか？堂々巡りをしてまうなぁ。ただ、枠順は言い訳出来ないように決まった。コースはダービーと同じCコース。クリストフは先行するだろうか？もし？アーモンドアイが一番後ろだったらまとめて交わされるかもとか.....。あぁ堂々巡りは尽きない。