第82回オークスレース回顧

逃げる藤懸を岩田が追う。
逃げては見たが大敗を喫する。
やはり単にガッキーの嫁ぎ先が決まっただけで何のサインでもなかった。全く役には立たなっかた。　ま、おいらはどんぎつね派だが。

いつだって現実は残酷だ。無敗のソダシの戴冠を多くの人が望んだが、やはり？ちょっと厳しかった。トレーナーはジョッキーのコメントを認めたくないのか？折り合いを少し欠いたことを上げていたが、誰もが白いアイドルを目標に競馬をするというのはそういう事だ。よくぞここまで負けずに・・・。それが自分の率直な感想だ。ま、彼は昔から自分の腕は棚に上げて直ぐに騎手のせいにするところがあるけどさ。

クールキャットは大外からやや強引にステラリアが先行した分苦しくなったのは確かだろうが、直線を向いたときに勝てるかもという手応えで完璧なタイミングで追い出したが、レシステンシアと一緒でムチに反応出来なかった。距離だろう。スピードやスタミナはあくまで個体に宿るものであって血に宿るわけではない。そんな事を実感させれた結果だ。

勿体無かったのは本命に上げたアールドヴィーヴルだ。もう少し体が戻っていて欲しかったのと、もう少し大胆な競馬をして欲しかったなとは思う。松山騎手の確変状態も終わったのかも知れない。

優勝したユーバーレーベンは先週までは本命に考えていたが、思ってたよりも人気で印を落としてしまった。
しかし、先日亡くなった岡田繁幸さんの事を思えば本当に勝って良かったなと素直に思える。意外な感じだがラフィアンはこれがクラシック初勝利で、生産馬の平地でのG1勝利はマイネルキッツに続いて２勝目だと言う。これだけ老舗の牧場でもそうなのだからやはり厳しい世界だ。そしてミルコ・デムーロが勝たせた勝利でもあった。

今回の結果で見えてきた事実はサトノレイナスのダービー制覇に可能性が残ったことだろうか？？流石に同厩舎同ジョッキーで２週連続牡馬牝馬のクラシック制覇は無いだろうから。
しかし、オークスを逃げ切った馬なんていただろうか？？多分イソノルーブルくらいじゃなかろうか？

ダービーもきっと厳しい戦いになるだろうな。３週連続本命が着外は嫌だな。でももうマジックの種は残ってなさそうなんだよなあ。１枠１番に入ったら奇跡を信じてみたくなるけど。