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2021/05/27 01:43
とてもシンプルなダービー
今年の日本ダービー程シンプルなレースはないだろう。
エフフォーリアを任せばいいのだ。エフフォーリアVSその他の全馬。それが今回のダービーの縮図だと思う。
勿論、エフフォーリアと横山武にそれらを跳ね返す力があれば良いだけの話だが、そうなると難しくなるのは2着、3着かなとも思う。
2番人気が予想されるのはサトノレイナスと言うのも最近の牡馬の情けなさを現してもいるが、これは実際にやっ見ないと力差は分からない。斤量差も2キロある。
ダービーには魔物が住むと言う伝説は今回も生きているのだろうか?かつて、横山武の父、横山典弘もおよそ20年前に1番人気のメジロライアンに乗って2着に負けている。しかし、メジロライアンとエフフォーリアでは実績が違う。メジロライアンは負けを経験して強くなっていったイメージだが、エフフォーリアはまだ土つかずだ。
エフフォーリアはもしかしたらナリタブライアン級かも知れないと感じつつ、それでも倒しに行かなければならない。
しかし、ここも無敗で行って、二年連続の無敗での三冠を達成して、今年のJCか有馬記念辺りでコントレイルとの無敗の三冠対決を見でたいとの思いもある。
ただ、ソダシも呆気なく負けてしまったようにそれが競馬だと言う例は山ほどにある。そして、それは得てして悔しい思いの方が多い。
果たして競馬の神様は今回はどちらを演出するのか?
個人的には是非今一度武豊に若者の大いなる夢に立ちはだかって頂きたい。それがお世話にもなっている横山典弘への恩返しでもあると思う。かつて、アドマイヤベガで若者二人の夢を砕いたように。
武豊が始めてダービーを制したのは騎手になってから10年目のスペシャルウィークだった。それからそれを含めて5度の日本ダービーをせいはしているのだが、他には4度も3度もいない。それ程ダービーの椅子は遠いものなのだ。
前回、キズナで復活のダービーを勝ってから7年の月日が流れた。これは初ダービー制覇以来前回のキズナに並んで最長の期間だ。つまり、強引かも知れないがそろそろ武豊はダービーを勝つ。彼はダービーを勝てる馬を知っている。
彼がディープモンスターに拘ってきたのはその一点だろう!と思いたい。
断言する。エフフォーリアがもし?ダービー馬になるチャンスを逃すとしたらそれを負かすのは武豊とディープモンスターだ。エピファネイアには申し訳無いが8年前の再現があるかも知れない。そんなワクワクが胸にある。