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2021/05/31 01:26
第88回日本ダービーレース回顧
若駒と若者の挑戦は僅か10センチ差で跳ね返された。ただ、その敗因を簡単に経験の差と言ってしまうのはどうだろうか?と思う。
そこに原因を求めてしまってはあまりに若者に夢がないじゃないかなと思う。だって時には経験が邪魔をすることだってあるだろう。
だから、横山武には単にせーいっぱいやったではなく、きちんと敗因を考えて向き合って欲しい。勝因があるならやはり敗因もあるのだ。一度負かした相手に負かされたのだ。きっと敗因はある。奇しくもその時の使った上がりが両馬とも同じであり、今回は勝敗は入れ違った。皐月賞とダービーは同じ乗り方では難しいのかも知れない。
敗因を経験値に求めるのは躊躇するが、シャフリヤールの勝因は経験値の差が活きたと褒め称えても良いのではないかなと思う。福永祐一がしてきた悔しい思いも嬉しいい喜びもすべてが経験となっていたゴール前だと思った。良くぞ慌てずフォームも崩さずに追い切ったと感心をした。多分ダービーをまだとっていなかったら逆転は今回もなかっただろうと思った。
また、明日から次のダービーに向けて始まっていく。
僅か18頭の馬たちと18人の騎手にしかチャンスが与えられない狭き門にゲートインをする為の戦いだ。
今日は横山武は悔しくて眠れないだろうなと想像をしてみる。
福永祐一は自分が一流の騎手になれた事を噛み締めてるかもしれない。
もっとベテランの武豊や武の父の横山典弘は何を思うのか??
対抗に押したディープモンスターは16着だった。仕方無いと思わず横山武以上に悔しがっている武豊であって欲しいと願う。
そうでなければ、一つの時代の終わりの足音が聞こえてきてしまいそうな・・・そんな夜である。
レース回顧とは名ばかりで申し訳ないが、レースの詳しい分析は今回は柏木御大にゆずる。
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じゃんぽけさん
全盛期のと言うのが寂しいね。
見る影もないとか言われちゃう日も来るのかしら。勿体なかったのはヨーホーレイクだね。国枝さんがやり直したいと言ってたけど、やり直したら結果は変わるかもだけど、やっぱり勝つのはディープ産駒かもですね。 -
きんぐかずさんがファイト!と言っています。
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きんぐかずさん
ここ4年でダービー制覇3回、あのいっくんが信じられない成長。武史が慌てて馬上でバランス崩しているのに比べ、まるで全盛期の豊さんのような馬に負担をかけない追い方、大きな10cm差になりました。
ディープ向きの馬場であるとは言えディープ産駒は凄い。願わくば父並みに馬場でへこたれることの無い強い後継出てほしいですね。シャフリヤールやマジシャンが体質強いといいな、過保護すぎてなんとも言えないけど。