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2021/06/08 01:41
第71回 安田記念レース回顧
ずっとそう言うふうに乗ってほしかった。ダノンキングリーがG1馬に慣れることを信じて疑わなかった一人としての感想でした。
流石に本命にする勇気はなかったけど、自分にダービーまでの元気があれば本命にしていたかも知れません。疲れてしまって、予想も無難になってました。
グランアレグリアの異変?は大げさですがあれ?っと思ったのはパドックでした。
体重も増えていたけどそれ以上に皮膚が厚く見えて体が重そうに感じました。
逆にダノンキングリーはようやくプラス体重で出てこられた。後はインディチャンプも絞りきれなかった印象でした。
結果を見るとダノンキングリーとグランアレグリアは通ったコースの位置取りと進路の差のように映りますが、逆に言えば、グランアレグリアが馬群を捌いてきたからあそこまでギリギリの勝負に持ち込めた。そんな印象でした。何しろVMとは道中の手応えが違いました。クリストフの手応えとしては待ってでも外に出す余裕は無かったのかも知れません。
馬なりで直線を向いて追わずとも差を詰めて来て追い出すと2着以下をあっという間に置き去りにしたあの手応えはありませんでした。
そこまで仕上げなくても勝てると踏んだのかも知れません。実際にダノンキングリーの猛追がなければ勝っていたわけですが。
そういった意味では最高と最悪でも結果は頭差ですから、能力的にはまだ敵わないのだろうなと感じました。
強いて言えば去年のグランアレグリアと今年のグランアレグリアではどちらが強いのか??
そんな疑問も生まれるほど一番充実期を迎えるはずの4歳世代はパットしない結果に終わりました。
あまり、世代格差を語るのは好きではありませんが、3歳馬と古馬との混合戦が始まりその結果を見ると一番抵抗出来てるのがひとつ上の5歳世代で、4歳世代はちょっと散々たるものでした。そんな世代格差が3歳馬のシュネルマイスターの健闘でより色濃くなってしまった安田記念でした。
宝塚はアリストテレスに頑張って欲しいのだが・・・。