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2021/10/31 00:04
第164回 天皇賞・秋 G1
捻くれ者は去年の牡馬の三冠レースで、1度もコントレイルを本命にして来なかった。どうやったらコントレイルを負かす事が出来るのか?の戦いだったのだ。
同様にアーモンドアイもそうだったが、そのアーモンドアイもコントレイルを倒すためにJCでは初めて本命にした。
強い事が分かっている馬にさっさと白旗を降って堂々と歩けるような人生を送れていたらもう少しマシな人間になっていたのだろうが、絶対と言われる程逆らいたくなる。あなたは直ぐに絶対などと言云う、私は何時も其れを厭がるのよと・・・。
さて、3強ともくされる秋の天皇賞だが、本来なら1強では無くてはならない。無敗の三冠牡馬が出てくるのだから。しかし、過去にこのレースを勝っている三冠馬は2頭しかいない。しかもそれはシンザンとミスターシービー。昭和の大スターだ。ま、そもそもディープインパクトは出たこともないわけで、海外に遠征をするような馬はどうしても日程的に出れなかったりもする。オルフェーヴルも2年連続凱旋門賞に挑んでいて出てはない。
もう一つ意外なのはここ10年でディープインパクト産駒はスピルバーグしか勝っていない。東京=ディープの庭みたいなイメージがあるのに。ただし、その10年間で1番人気所か2番人気にすらなったディープインパクト産駒が居なかったのも事実。そう考えるならたまたまと片付けられ無いこともない。
それよりも、今年は自分が競馬を始めてから初めて武豊のいない秋の天皇賞になった。乗ろうと思えば乗れそうな馬は何頭かいたが、逆に言えばそれらに乗ったとしてと言うことなのだろう。彼はいつもこちら(ファン)が思うほど自分の記録に執着はないように感じる。特に勝利と関係の無い記録には。
今回はコントレイルを本命にした。理由は単純で、日本で行われるG1レースで1番コントレイルに適したコースは東京の2000mはだと思うからである。馬自体の能力も大切だが、その能力を発揮出来る条件、舞台設定はもっと大切だ。
もし?気になる所があれとすれば2つ。1つは再内枠の1番枠に入った事。もう一つはジョッキーが基本的に期待には応えないタイプだと言うこと位だろうか?
1つ目は本来は悪い枠ではない。ただ、何かが起こりやすい枠でもある。2つ目はそうは言ってもコントレイルに関しては三冠は人気に応えてきたので、そのジンクス以上に馬が強いのだろうと。彼は1番人気で負けて、人気を落として次のG1を勝つみたいなのが得意?で、まるで1人インサイダー取引かのようになる事もあるが。しかし、コントレイルは全て1番人気で勝ってきた。
だが、絶対に勝つとは言えるか?と言うと絶対にとは言えない。しかし、絶対に崩れないだろうとは言えるだろう。
そして、多分エフフォーリアもこの条件はベストに近い。輸送が無いことを考えたらコントレイルよりも有利かも知れない。グランアレグリアは多少は距離の不安もあるが、あの能力があるのに牡馬より2キロ軽い。今年のダービーのような展開で最後に交わすのはこの馬かも知れないが、もし?万が一があるならこの馬かなとも思う。
後は何かが大逃げをするような先週の菊花賞のような展開になるとちょと難しくなる。なので一応穴馬も上げておきたい。正攻法の競馬を捨て、真に一発に賭けるような馬に。
予想です。
◎1コントレイル
〇5エフフォーリア
▲9グランアレグリア
△15ヒシイグアス
△4ポタジェ
☆13ペルシアンナイト
★8サンレイポケット
6トーセンスーリア
特に面白みのある予想にはならなかった。良馬場ならば上記3頭のどれかを交わす事はかなり難しいだろう。しかし、その穴候補の中で1番気があるのはペルシアンナイトだ。先週は1着から3着までハービンジャー産駒が独占するレースもあった。今の東京コースに向いている血統なのかも知れない。
これ以上三冠馬の名を汚さぬ為にもコントレイルにはきっちりと結果を出して欲しい。エフフォーリアを射程圏に入れて早めに追い出して先頭に立てば押し切れると思う。ゴール前で何とかギリギリ差すような競馬だと足元を掬われ兼ねない。