第27回NHKマイル回顧

マテンロウオリオンに連れらてやって来たのは、10頭も流したのに見事に抜けてしまったカワキタレブリー。それもそのはず18頭立ての18番人気。18番人気なら4着でも十分評価されたと思うので、何とか4着迄に抑えて欲しかった。
馬券を買っている人間はやっぱり1番人気のセリフォスに残って欲しかっただろうに。
セリフォスのレースを見てまず初めに思ったのは昨日のプリンシパルのドーブネと一緒やん！と言う事。本人は内1頭分が馬場が良いと言ってたが、そこを通って伸びた馬いましたか？？
さらに内枠のマテンロウオリオンが外から勢い良く伸びて来ただけに、満足いくレースとは言えなかった。ま、やはりこの馬は少し難しい所があって、道中もちょっと掛り気味で東京のマイルだとその少しが響くのも事実。能力は間違い無く一級品だが、不思議と古馬になっての成長に苦しむ中内田厩舎。何れ川田が乗るのかもだが、果たして。
マテンロウオリオンについては典ちゃんだからこういう展開もあり得ると思っていた。しかし、正直に言えば完全に勝てると思っていたので2着でもショックはショック。それ以上に川田の仕掛けるタイミングとコース取りが素晴らしかった。ダノンスコーピオンは川田が勝たせたレースだと言っても良いたろう。
ジャングロはもしかしたら？と思っていたパターンのひとつになってしまった。今回のメンバーでは唯一の4勝馬で、人気を落としてるなら美味しいかもと思ったがやはり距離はあるだろう。マテンロウオリオンのすぐ側にいて同じように伸びかけたがこちらは結果伸び負けてしまった。しかし、能力は高く敵距離ならいつか大きい所も取れるだろう。
そのマテンロウオリオンに触発されるように頑張ってしまった？のがカワキタレブリーと言うわけだ。鞍上の菅原騎手は若手のホープで随所に見事な騎乗を見せるが、1番人気だと案外なのでその辺もついてくればこれからの活躍が見込める若手だと思う。
ま、得てしてこう言う結果もあるNHKマイルカップだが、久々にガッカリした。かなり自信があっただけに金額もかなりいってもうた。また一からコツコツと頑張るしかありませんなぁ。