競輪
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2022/12/25 03:32
第67回有馬記念G�� その背に背負いしもの。
各世代間のバトルになりつつある有馬記念。事実上の年度代表馬決定戦と言ってもいい。
3歳の代表は勿論イクイノックスだろう。既に秋天で古馬を撃破している。
4歳勢からは去年の年度代表馬のエフフォーリア、ここを勝てば今年の年度代表馬を確定させるであろう、タイトルホルダー、勢いにのるジェアルディーナ、そしてコントレイルの世代からはJCを制して最弱世代に待ったをかけたヴェラアズールと、役者は揃い、それぞれがその血統の行末を背負っている。競馬はブラッドスポーツだと言われる。常に血の淘汰と背中合わせなのがサラブレッドの宿命。その宿命をかけた有馬記念になりそうである。
イクイノックスはキタサンブラックの種牡馬価値をグッと引き上げた。次のイクイノックスを夢見れる種付け価値を確定させるには是が非でも欲しい二つ目のタイトルだ。
ファン投票1位のタイトルホルダーは、早世しなければ大種牡馬になった可能性のある、ドゥラメンテの後継になる為にも年度代表馬のタイトルは手中に納めたいだろう。
ジェアルディーナは父モーリスの事もあるが、何よりあのディープの最高傑作とも言われるジェンティルドンナの産駒であり、走らない事が許されないような血統だ。母もこの有馬記念でラストランを勝利で飾っている。
ヴェラアズールは、ずっと何かイマイチな印象しか残せて無かったエイシンフラッシュ産駒だ。いつ見切りを付けられてもおかしくない状況にあったが、遅咲きでもG1を複数勝利となればその価値を見直させる事が出来るかも知れない。それ以上にこのままでは途絶えていたであろう血脈を繋いだとも言える。ここは騎手も含め真価を問われる一戦になる。
そして、エフフォーリア。彼が背負うものが一番大きいのかも知れない。エピファネイアは種牡馬としての評価がその帰路に立たされている。
確かに3歳迄の成績は素晴らしいが、古馬になってからはG1所か重賞を勝った馬も極僅かで尻すぼみが現状だ。現時点でエピファネイアの最高傑作であるエフフォーリアがそれを払拭するには有馬記念を連覇するしかない！
若い横山武がかつて同じ若者であった武豊がオグリキャップを復活させたような事が可能なのか？見守りたい。
他にも伏兵としてG1馬たちの牙城を崩そうと虎視眈々と狙っている。残念ながら文字数の関係で予想は次ページに譲る。
- イクイノックス
- エフフォーリア
- タイトルホルダー
- アルディ
- コントレイル
- ヴェラアズール
- キタサンブラック
- ドゥラメンテ
- モーリス
- ジェンティルドンナ
- エイシンフラッシュ
- エピファネイア
- オグリキャップ
