競輪
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2023/05/30 19:01
ついにこの日が。
ナイスネイチャが亡くなった事をネットニュースでしりました。この春先に35歳を迎え何とか大台の40歳迄なんて勝手なことを思ってましたが、サラブレッドは35歳でも大往生です。よく馬の1歳は人間の4歳分だなんていいますが、実際には成長曲線の違いやらなんやらあるのかもですが、それでも単純計算なら140歳です。本当に大往生でした。
今年の初夏に北海道を訪ねる予定があっって、時間と状況が合うなら元気なうちにナイスネイチャに会っておきたいなと考えていた矢先の出来事でした。残念無念ではありますが、この前レース後に急死したスキルヴィングや種牡馬としても大活躍で余生を過ごすことなく早世したディープインパクトなんかに比べれば、初戦は人間の感傷でしかないけど、者わせな馬生だったと思います。
ナイスネイチャは自分の競馬歴の中でも思い出深い一頭でした。初めて買った馬券、初めて的中した馬券がナイスネイチャの勝った京都新聞杯でした。当時は京都新聞杯は菊花賞に向けてのステップレースでした。やはり有名なのは3年連続3着の有馬記念ですが、二度あることは三度あると言っても正直、三度目の3着には本当に驚かされました。
勝ったのは１年振りのレースとなったトウカイテイオー。２着がビワハヤヒデ、そしてナイスネイチャに負かされた４着以下にも多くのＧ１馬がいたのだから。調べたら10番人気でした。３連馬券があれば大穴を演出してた所でした。
それからもネイチャは走り続け有馬記念には５年連続で出走し（多分他にそんな馬は他にいないでしょう）９歳まで走り続けました。
そして引退からなんと２６年も生きたかと思うと本当に凄いです。
思い出の名馬たちはみんな逝ってしまって、ついにこの日、ナイスネイチャもたびだちました。本当に天気の良い日で青い空と青草に囲まれ、相棒のメテオシャワーに看取られた安らかな最後だったようです。今までお疲れさまでした。そして本当にありがとう。多くのライバルたちと共に安らかにお眠りください。
合掌。
私の盟友ナイスネイチャへ。
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