競輪
815件のひとこと日記があります。
2012/04/18 03:29
ダービーに向けて・・・「なぜ藤沢和雄はダービーを勝てないのか？」
ダービーに向けてと書いたものの、実は僕の心は天皇賞でいっぱいである。ウインバリアションＶＳオルフェーヴル。武豊ＶＳ福永祐一。騎手会長ＶＳ副会長。実家がお隣さんＶＳお隣さん。やり過ぎたか・・・。とにかく楽しみである。え？オルフェーヴルの騎手は池添だろって？確かに。う〜む。ワールドエースの掲示板を読みすぎたらしい（笑）では改めて、同級生ＶＳ同級生ってもういらないか。
その昔、ダービー男と言えば小島太のことだった。まだ競馬界では幼かった僕が最初に惚れた騎手だ。それを聞いて回りの大人たち（会社の上司）はとても心配をした。そして「やっぱり太に取り付かれておったか」と僕から小島太を取り上げた（笑）彼がダービー男と呼ばれていたのは彼が当時現役ダービー最多勝利騎手だったからに他ならない。また、ダービーに対して只ならぬ執念を燃やしており、それをかって彼にダービー騎乗を依頼する厩舎もあったくらいだ。僕は改修前の東京コースの方が有利不利があって好きだったが、あの坂を駆け上がってくる姿は何度見ても良いものである。ここ何年かは休日まで人込みにまみれるのが鬱陶しくて出かけなくなったが、以前は必ずダービーとＪＣは現地で観戦をするようにしていた。そんな小島太の記録もあっさり武豊に更新されてしまう。
ダービー４勝は現役、史上最多で３勝ジョッキーすらいない。それなら豊もダービー男と呼ばれても良さそうなものだが、そうは呼ばれていない。それはなぜなのか？ま、ちょっと考えて見ればどうでもいい話だが（笑）きっとそれは天皇賞男（通称平成の盾男）と呼ばれてるからかなと思う。ちなみ春秋合わせて11勝もしている。
日本ダービー（正式名称東京優駿）は多くのジョッキー、多くの調教師、多くの馬主にとって特別であり最大の目標である。故にファンにとってもそれは同じだと思う。かつては柴田政人（現調教師）がダービーを勝ってないのが七不思議とされ、少し前なら河内洋（現調教師）最近なら横山典弘がそういう存在だったが全員何とか無事にダービージョッキーになれた。一方まだ、え？この人がまだなの？という大御所がいる。騎手ではないが、藤沢和雄調教師だ。藤沢先生は誰もが認める名調教師であり、10年連続リーディング厩舎に輝いた程の実績を持つ。ゼンノロブロイやシンボリクリスエス、タイキシャトルやシンコウラブリーなど距離や条件を問わずに数多くのＧ�鞠呂鯒攴个靴討い襪�、なぜかクラシックだけは縁遠い。まだダンスインザムードの桜花賞だけである。一番惜しかったのは事あるごとに本人も言っているがシンボリクリスエスのダービーだろう。クリスエスは後に、秋天、ＪＣ、有馬で一番人気に指示されたほどの名馬だったが、ダービーは２着であった。ダービーの前哨戦、青葉賞で武豊を背に迎え快勝し、いざダービー制覇だ！となったが、「先生。この馬秋になったら強くなりますよ？」と言われた武豊騎乗するタニノギムレットにゴール前差されてしまった。またゼンノロブロイも古馬になって秋天、ＪＣ、有馬の３連勝を成し遂げたが、やはりダービーは青葉賞を快勝しながらも２着に終わっている。しかし、僕はこの結果をを完成度の差だけだとは思っていない。それは、皮肉にも藤沢厩舎の優れている点が仇になっているのではないかなと思う。
そろそろまた字数制限が危なくなってきたようなので、続きは次の機会に。
おそまつ。
- オルフェーヴル
- ワールドエース
- ゼンノロブロイ
- シンボリクリスエス
- タイキシャトル
- シンコウラブ
- ダンスインザムード
- タニノギムレット
