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2012/05/01 04:09

本命ウインバリアシオンについて・・・。

本命に押しながら結果は3着。人気より着順を一つ落したわけだが、あまたの実績馬がいるなかで、未だ重賞1勝の実績を考えればよく健闘したと言えなくもないが、それでも期待には応えてもらえなかったわけだから正直がっかりもした。しかし、今の武豊にはとことん運が味方をしてくれないらしい。まるで20年間の幸運をたったこの2年で清算しようとされているかのようだ。20世紀の武豊ならスマートファルコンも今回のバリアシオンも勝利に導かれていたように思えてならない。だけど、不運だけでは片付けられないのできちっと今回の結果を敗戦と捉えて分析をしてみなくてはならない。バリアシオンの掲示板にも一番多かったのはあの位置取りと仕掛けのタイミングについての見解だ。勿論結果からすれば間違いだったことになる。勝ったビートブラックの上がりは推定36.5、一方3着に突っ込んだバリアシオンがメンバー最速の33.5である。ゴールした時のタイムさが1秒あったから、少なくとも32.5で上がらなければ差しきれない計算だ。32.5といえば1ハロン辺り約10.8秒で上がらなければならない計算である。これはこの距離ではまず不可能だろう。なのだから、つまりは少なくとも後5馬身は前にいなくてはならなかったことになる。これがあの位置取りが問題だとされる数字的根拠だろう。しかし、これはあくまで結果から振り返ってである。もしビートブラックの上がりが後1秒かかっていたら差し切っていたわけであるから。しかし、これもタラレバでしかないわけだ。では、戦法としてはどうだったのか?同じ競馬をするならアンカツさんから乗り変った意味がないんじゃないかとの声もあるし、豊ならどんな乗り方をするのか?自分を含め期待に胸膨らませたファンも多かったはずである。ここからはあくまで私の推測での話しなのでそれを前提でご理解いただきたいのだが、私は、G1だとたいてい新聞を3紙購入する。専門誌に夕刊に当日の朝刊であることが多い。ウインバリアシオンについて言うと、ジョッキーのコメントと調教師のコメント、それに助手のコメントが載っていた。そこで気になったのが、戦法について全員一致したコメントを出していたことである。豊こそ具体的位置取りは名言せず、この馬らしいという表現をしていたが、一番引っ掛かったのは助手さんのどうせ後ろからの競馬になるので展開には左右されやすいが頑張って欲しいというコメントであった。これは打ち合わせをして、結果として差し脚を最大限にいかすこれまでの戦法でいくつもりなんだと思った。それはきっとそれくらい体調がよくなっていたからだろうと思う。実際、ダービーと菊花賞では末脚はオルフェーヴルを上回っている。殆ど同じ所から追い出せばこの距離なら逆転できると踏んでのあの位置取りだったんだと思う。しかし、今日の新聞に武豊の父、邦彦氏の記事で今回への有力馬に騎乗した騎手たちに苦言を呈していた。記事を要約するなら、4冠馬が後ろにいるなかで、下手に動いけない騎手心理は理解できるが、それでも勇気を持って行くべきではなっかたであろうか?と言う内容であった。誰か任せではダメだということだろう。私には名指しこそしてないが、我が息子への叱咤激励のように思えた。豊のレース後のコメントは悔しさと不甲斐無さに滲んでいた。しかし、調教師のコメントに位置取りに対する文句はなくやはりそういう作戦だったことを伺わせた。

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