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2012/01/25 02:27

一夜明けて、小島貞博調教師の死はとてもシ

一夜明けて、小島貞博調教師の死はとてもショッキングなものだとわかりました。奥さんへの電話、自厩舎での首吊り・・・。かけた縄を前にどんな思いだったか、その悔しさを思うと胸が張り裂けそうです。ブラッドスポーツと言っても競馬は娯楽。経済が疲弊すればもろに打撃を受けます。もう数え切れないくらいの地方競馬が廃止になりました。しかし、経済状況とは逆行するように競走馬は以前高値で取引されています。昔は庭先取引が主でしたが、日本にもセレクトセールが出来、いわゆる「良血」の馬は一部の裕福な馬主と倶楽部馬主しか買えなくなってしまいました。もちろん良い面もあるのですが、競走馬さえ投資先の一つに成り下がってしまったのは寂しくも感じます。ここのデータベースで馬主のランキングを手繰っていくとベテラン競馬ファンには馴染みの深い冠号がざっと下位のほうに並んでいるのに驚くはずです。そしてそういった苦しみの中に今回の貞さんの非業の死も無関係ではないと思うのです。もしかしたら、ミホノブルボンという20年近く経った今でも人々の記憶に残るような名馬の主戦を勤めていなければ、生活が行き詰っても大きなニュースにならずにそっと廃業できたのかも知れません。JRAは近代競馬150年を祝勝するのも結構ですが、その歴史の中で埋没している制度疲労などを見直す時期に来ているのではないでしょうか?もし、学校でいじめが原因で自殺者を出せば大変な騒ぎです。それが競馬サークルの中で起こったわけですから、個人の問題で片付けるのでなく、彼の死を無駄にしないためにもきちんと足を止めて今回の事を考えて欲しいです。競争なら全て厳しくていいのか?そうではないと思うのです。皆生きているわけだから。JRAのHPにたった一文で済まされてる彼の死を思うと憤りを感じしばらく競馬から離れたい気持ちになります。

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  • ミホノブルボン

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