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2012/06/06 04:33

続 素人?教師の台頭。後編

現在の騎手のレベルは若手を中心に格段に上がってきている。本来なら、今更福永騎手や岩田騎手に頼らなくたって新しい時代のスターになれる若手はもっといるはずだ。
しかし、こんな失敗が許されない、チャレンジが出来ない空気の中で本当に育ってこれるのだろうかな?という暗澹たる気持になる。僕だっていつまでも武豊でいいとは思っていない。しかし、次の世代は強い第一人者である武豊と競って競り勝ってスターダムに伸し上がらなければダメだと思う。そうでなければ、競馬界が武豊を忘れるまで武豊以上のスターは生まれてこれない。武豊だって岡部幸雄という第一人者を超えてきたから今の地位があるのだ。それにはまずは大レースで人気に応えることが出来なければ競馬は盛り上がらない。強い馬が強い勝ち方をする姿を多くのファンが望んでいる。僕には多くの競馬ファンの夢が武豊がディープに乗って勝ちまくっていた頃から時間が止まってしまっているように思えてしまう。オルフェーヴルもその影に押しつぶされてしまったとも言えなくはない。
また、短期放牧と言う名の事実上の外厩制度も問題だ。いくらJRAが馬房を制限してもこれではなし崩しである。また、牧場の方が預託料が安くその分厩舎にお金が入ってこない。小島貞夫調教師の悲壮な自殺を忘れてはならない。いま、本当の意味での公正競馬が崩れつつあるように思う。JRAは真摯に向き合うべきである。対処ばかりではダメだ。後手後手にまわってしまう。長期ビジョンの策定にも取り組むべきである。
そして、武豊の復活なくして、競馬人気の復活ならずである。しかし、その道は日本経済の復活のごとく険しい。彼がディープインパクト以上の名馬と再び巡り逢えるのか?それは神様でもわからない。それがもし、ディープインパクトの仔ならば、より多くの競馬ファンの夢を乗せて走る事だろう。もう既に新馬戦が始まっている。ある意味一年で一番ワクワク出来る時だ。

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