東京最終週

いよいよ東京開催も今週で終わり夏競馬をの季節を迎える。
ダービーやオークス、安田記念などで盛り上がった後はいつもエプソムカップで静かに終わりを迎えるわけだが、昔からこの日に東京競馬場に足を運ぶことが多い。何か、祭りの後や宴の後のような名残惜しさと寂しさとが相まったその雰囲気が好きだからだ。ま、そう感じるのは勝手なセンチメンタリズムに過ぎないのは確かだが、Ｇ１開催に比べれば観客も少なく、青々と茂る芝に蹄鉄が響く音を聞いているとそんな気持にもなる。
エプソムカップは東京の1800ｍで行われるわけだが、僕は東京ではこのコースが最も好きで最も得意としている。改修される以前に秋天が行われる2000ｍは枠順の有利不利が大きく東京千八でやればいいのにと思っていたくらい思い入れがある。エプソムカップもＧ２に格上げすれば、Ｇ１クラスの馬も集まり盛り上がるし、ペルーサやローキンは本来はこっちの方が戸惑いも少なく適鞍だったろうにと思うが、このちょっと緩いＧ３が合ってるのかなとも思う。しかし、今開催の東京コースには苦労をさせられた。こんなに前残り、時計の早い東京は記憶にない。豪快な差し、追い込みが決まるのが東京コースのイメージだったが芝の状態だけでこんなにも様相が変るとは・・・。例年だったらあのダービーも完全に前が止まってワールドエースとゴールドシップの叩きあいがゴール前で見れただろうにと思う。皐月が一番チャンスがあると思っていたブリランテが皐月を逃しダービーを取る。これが競馬かも知れないがちょっとフラストレーションの溜まる開催だった。最後位豪快な追い込みを見たいと思う。前日の雨次第かな？？当日は久しぶりに東京に足を運ぶつもりなので、せっかくだからディサイファのレースに間に合うように出かけたいと思う。ウイナーズサークルで太と豊とディサイファの３ショットが見れるのを楽しみにしたい。