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2012/06/14 02:52

今年初遠征だった東京競馬場は天気も良くと

今年初遠征だった東京競馬場は天気も良くとても気持ちがいいものでした。しかし、細かな変化もありました。1つはレーシングププログラムが簡素化されていたことです。もしかしたらG1がある日はまた違うのかも知れませんが、部数も一人1部に限定されていました。以前はカラーの表紙で長期保存も出来るような立派なものでしたが、現在のは以前別に発行されていた前日の成績表とまとめてホチキスで止めましたという感じで味気ないです。エコなのか?経費節約なのかは分かりませんが、入場料は一緒なわけですし、少し寂しい感じがしました。他にはグルメマップみたいなものが出来ていてこちらはカラーでした。そのグルメマップを見ているといくつか懐かしい昔からあるお店の名前がありました。改装される前の東京競馬場ではよくパドックの近くの焼きそば屋さんで焼きそばとフランクを買ってパドックの淵に座って周回する馬を眺めながら食べるのが楽しみの一つになってました。今はパドックもスタンドも欧州風のとてもお洒落なものになり、多分始めて来場する人はどこのアミューズメントかと感動するほどではないかと思います。
しかし、焼きそばを食べていた頃に比べればそれなりに裕福になったけれどあの頃のほうが満たされていたという思いが強いです。ま、思いではいつだって美しいものだけれど(笑)薄っぺらくなったレーシングプログラムや誰も望んでいない増税に明け暮れる政治家、下を向いて歩いている人が多い渋谷のスクランブル交差点なんかを見ているとやるせない思いになってきます。武豊の不振はその象徴のようなもの。馬券もかつてはウインズや競馬場にいかなければ買えませんでしたが、便利になったことによってたくさんの大切なものも失ったように感じます。前も見ず携帯ばかり見て歩く人とぶつかりそうになる度に、この国は何かを間違えてしまったと感じてしまいます。もっと競馬に熱狂し、そんな憂鬱を忘れられるようなスーパーホースの誕生が待ちどうしい限りです。

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