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822件のひとこと日記があります。

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2012/11/28 03:22

性格も能力のうち?

曜日が変わってJCDの想定も出たと言うのにオルフェとジェンティルの論争は収まる気配がない。馬と馬の競争から人と人の争いになり、ついには感情と感情の対立へと輪を広げながら繰り返されていく。全ての原因は曖昧と問われかねないJRAの審議と裁定にあるだろう。JRAは一体誰のために裁定をしているのか?それすらもハッキリしてない。主催者にとって一番大切なのは、ファンなのか?馬主なのか?関係者なのか?或いは自分たちなのか?そのスタンスも曖昧だ。その曖昧な存在がやたら長い時間をかけて曖昧な裁定を下す。結果だれも納得させることに失敗をしているわけだ。これはもっと基準を明確にすれば良いだけではないのか?そもそも調教師の話しを聞く必要性はなんなんだろうか?レースには全く関わってはいない。僕は裁決はもっと分かりやすい裁決員による多数決にすればよいのにと思う。10人の裁決員のうち8人が異議を唱えておりますので、失格とし降着いたします。6人ですので、着順は変更せず騎手に騎乗停止の処分を下します。などだ。それだって突っ込み処は満載だが、しかし最初から基準と罰則が明らかであれば少なくとも批判が行くのは裁決員に対してであって騎手や調教師に向けられるものは減るんじゃないかなと思う。海外では騎手に対する禁止行為や制裁がハッキリされている。有名なのは1レースで使えるムチの回数制限についてだろう。例えば凱旋門賞をソレミアで優勝したオリビエはその勝利後ムチを多用したことで騎乗停止処分を受けている。ソレミアの関係者は普段無意味なムチの使用を極力避けている彼が激しくムチを入れる姿を見て逆に勝機があるんじゃないかと感じたという。これはオリビエが制裁覚悟で勝ちにいったということである。その是非はともかくとしてこれは制裁が馬の着順までは及ばないことが明確だからチャレンジできたことだろうと思う。自分への制裁より凱旋門賞という千載一遇のチャンスを優先した結果であり自分が何のために騎手をしているのかをよく理解した名手オリビエ・ペリエらしい決断だったと思う。しかし、これがアウトの行為なら別だ。ミスミス勝利を逃した愚か者ということになってしまう。そう言った意味では今回の岩田騎手の騎乗はファインプレーとも言える。しかし、あれで大きくバランスを崩して池添騎手が落馬でもしてればアウトだろう。それだけでなくあの場面での落馬は命に直結する。後悔しても後悔しきれない結果になっていただろう。今回の事件?はオルフェーヴルという稀代の名馬でありながらへそ曲がりと岩田康誠という天才肌のやんちゃ者の性格がぶつかり合った結果だったように思えてならない。意地と意地のぶつかり合いとも言える。その有り余る闘争心こそが彼らを今の境地まで引き上げ、その気性ゆえ超一流のとこまで駆け上がれないような気がするのである。それはきっと一番自分が大切にしているものに寄って違うのだろう。そしてそれはファンである我々も多種多様な価値観を持っているわけで意見がわかれるのだろう。しかし、僕の価値観で言えば二人とも勿体ない限りであり、双方一流だとは思うが名馬でもないし、名手でもないと思う。僕の理想の名馬と名手は武豊ディープインパクトと言いたいところだが、JCを勝った時のトウカイテイオーと岡部幸雄が理想的だと思っている。あのレース岡部幸雄はテイオーの闘争心を引き出すためオーストラリアからきた伏兵ナチュラリズムがゴールにまっしぐらに突き進むすぐ横に馬体を併せていき見事に差し切った。特筆すべきはその時岡部元騎手が使ったムチは見せムチ(実際にはムチをいれずムチを見せて合図を送るムチの使い方)だけで勝ったということだろう。そこには乗り手と馬との強い信頼関係「絆」を感じられずにはいられない。そこで岩田にあえて言いたい。自分が馬を勝たせてやるんだという驕りを捨て去ることだ。僕はあの形でジェエンティルが4コーナーを回ってきたらこの前の条件ではどう乗っても勝ちは動かなかったと思う。もっと彼女の力を信頼して伸び伸び走らしてればあんな厳しい勝ち方をする必要がなかったのにと思う。策士策に溺れる。今回は53kと彼女の才能、そして俺が勝たせると考えてる驕った若き有能な調教師に救われたにすぎない。

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  • じゃんぽけさん

    楽しみにしてます。特にボスには絶対勝って欲しいです。

    2012/12/05 22:33 ブロック

  • きんぐかずさん

    こんばんは☆
    「コンビを組んで2戦目で結果が出た訳だけど、次は更に人馬がフィットする、とここで約束しておきます。そこまでいうにはボクの中で確信めいたものがあるからです。」マイルCS後の豊さんのコメです。日曜、香港楽しみですね♪

    2012/12/05 22:30 ブロック

  • じゃんぽけさん

    きんぐかずさん。エスポの掲示板にはきつめに書きましたが、ダートコースの場合単純に芝コースのようにタイムだけでハイペースであってもオーバーペースとは言えないと思います。勿論スローな方が楽でしょうがそれでは後ろの馬に脚を使われてしまいます。僕は一度でも4コーナー過ぎて2馬身以上突き放せるかが勝負だと思ってましたが、手前も変えずずるずる下がってしまったとこを見ると、ピークをオーバーしてしまったように感じました。1週前の調教が強すぎたかもですね。豊は唯一この馬が勝てるチャンスがある乗り方を試みたと思いますが、この馬には縁がないみたいですね。残念です。

    2012/12/05 02:03 ブロック

  • きんぐかずさん

    こんばんは☆
    今日は地味ながらコツコツ人馬一体で頑張ってきた3頭にやられました。残念ですがまだまだ先は長いですし、応援し続けます。
    ところでエスポ君のペースってどうだったんでしょう?いくらなんでも早かったような…豊さん、哲ちゃんのためって気合入り過ぎたのか?またお暇なときに教えて下さい。

    2012/12/02 18:57 ブロック

  • じゃんぽけさん

    カブトヤマさん。いちごさん。ただのストレス解消ネタ(笑)を読んでいただきありがとうございます。いちごさん。僕はあまり昔は良かったみたいな話は好きではないのですが、それでも今より昔のほうが騎手も個性的で名勝負の裏に名騎手在りって感じは多かったように思ってしまいます。個性をゆるさない時代になってしまいましたね。ナリタブライアンVSマヤノトップガンの阪神大賞典も唸るほどの名勝負でしたよね!岡部・柴政・田原・武豊・・・熱い時代でした(笑)

    2012/11/29 22:45 ブロック

  • カブトヤマさんがいいね!と言っています。

    2012/11/28 07:22 ブロック

  • いちごさん

    じゃんぽけさん、おはようございます。
    じゃんぽけさんのご意見に賛同します。
    トウカイテイオーの名前が出てきたので自分も昔のことを思い出しました。記憶ではウイニングチケットが勝ったダービー、岡部のビワハヤヒデとの直線一騎打ちは見ていて感動しました。あの頃の騎手は今の騎手とは違う感覚を持っていたのではないかと思ってしまいます。
    何だか昔が懐かしくなりました。

    2012/11/28 06:21 ブロック

  • いちごさんがいいね!と言っています。

    2012/11/28 06:13 ブロック