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2013/04/02 00:27
現役最強馬なのは?「あくまで個人的見解」
オルフェーヴルが2013年の試走を終えてこれで所謂3強全てが初戦を終えたわけだが、惜しくもジェンティルドンナは2着に終わったが異国の地でのG1挑戦であり、勿論残念ではあるが、初戦とすれば上場の滑り出しと言える。
オルフェーヴルが有馬記念を回避し、ジェンティルドンナが海外に目を向けている間にメキメキと頭角を現したのがゴールドシップだ。他馬を全く無視したような傍若無人なレース振りで個性と強さを印象付けるようなレースを繰り広げている。追っても追っても衰えることのない末脚は無尽蔵のスタミナを感じさせ既に「怪物」呼ばわりされているほどだ。この注目の3頭は順調ならば宝塚記念で激突するとされている。既にゴールドシップは今年は国内専念を打ち出しているが、視点を変えて見れば国内で世界で活躍してきた二頭を迎え撃ちその名声をも飲み込む作戦だとも言える。この3強の状況を作ったのはそもそもオルフェーヴルがJCでジェンティルドンナに後れを取ったことに始まっているように思う。もっと言えば、オルフェが真っ直ぐ走って凱旋門賞を勝ち、JCも取りこぼすことなく有馬記念を制して引退していれば1強すなわち最強で終わっていたはずだった。ま、勝負ごとにタラレバを持ち出しても意味はないのだけど、3強になった構図を説明するとそう言うことになる。そして、現時点での最強馬は衰えがないことを今年初戦で示したオルフェーヴルと言う事になるんだと考えている。もちろんそれにはジェンティルドンナが海外G1と言え取りこぼしたことも影響している。1番人気という世界の期待に応えられなかったのは事実である。様々な条件、斤量、コンディション、レース内容を考慮するならば、勝ちは勝ちだが完全にオルフェーヴルを上回ったとは言えない。少なくともあと一度は先着をして見せなければならない。また、ゴールドシップは何と言ってもまだ直接対戦を果たしていない。それもあってか、春のライバルたちも次々にリタイアしてしまい本当に強い相手と戦って勝ち抜いてきたとは言い難い2着馬が顔を揃えているような気がする。オルフェーヴルを超えた言うにはまだまだ早すぎるのではないかなと思うし、正直自分のキャリアで見比べると2馬身強は位はオルフェーヴルが上回っているように見ている。ジェンティルドンナとゴールドシップは東京ならジェンティル、右回りならゴールドシップと言う印象だ。それでもこの3頭が他馬より頭一つ以上抜けているのは間違いなく対決も待ち遠しい。できればオルフェーヴルには春天に行ってもらってゴールドシップと淀の最長G1で雌雄を争って欲しいと今でも思っている。ゴールドシップが春天を勝った後だとさらに手強くなる可能性があると思う。もし、その3頭をまとめて負かせる馬がいるとしたら・・・それはあの馬かも知れないまだヒ・ミ・ツだけど(笑)