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2013/05/27 23:39

一夜明けて

夢のような一夜が明けて駅に並んだスポーツ新聞を買いに立ち寄ると、あらら。昨日のダービーがてっきり全紙一面かと思いきや案外少なかった。これだから今のマスコミは世間とずれとる!昨日どんだけの人が東京競馬場に集まったと思っているのか?どんなスポーツイベントだってコンサートやライヴだって13万人も動員できるイベントは競馬だけ。今や武豊だけだ。武豊が過去1番人気馬に騎乗すれば連対率100%のダービーに騎乗するのを一目見ようと勝利を確信して集まった人たちだ。それだけの期待に応えて武豊キズナが勝ったのだ。そのことを伝えないでマスコミの存在意義に何の意味があるのか?と思ってしまう。
しかし、今回ほど武豊というジョッキーの凄味を感じたことはなかった。それは騎乗にではない。彼の発信力にだ。そもそも普通に考えるならキズナがダービーで1番人気になるのは不可解な話だ。ロゴタイプは2歳牡馬の唯一のG1馬であり、そこから無敗で1冠目の皐月賞を制した馬だ。普通なら1番人気は揺るがない。それを、キズナのレース振りも勿論人気に一役を担ったのは間違いないが、武豊本人が積極的に1番人気になることは名誉だと主張し、それに彼のフォロワーであるファンたちが応える形で押し上げられた1番人気だったように思う。キズナを1番人気にするためだけに単勝を買い増ししたファンも多かったのではないかと想像してしまう。その証拠と言えるかどうかは分からないけど、馬連の2番人気はキズナが絡んだ馬券ではなかった。まるで人気投票のようにAKBの総選挙さながら、武豊の呼びかけに応じて記念すべき第80回ダービーの1番人気馬に選出され、それにキズナとユタカが応えた。その熱狂が昨日の日本ダービーだった。それは自然と涙が出るような感動すべき現象じゃないかなって思う。勝てそうだからその馬券を買うんじゃない、勝って欲しいからその馬券を買う。思えば一昨年のサウンドオブハートの1番人気もそうだった。彼は帰ってきた。僕らは信じて待ち続けていた。その思いが昨日実った。挫折を知り、苦悩を知り、それでも決して諦めないで戻ってきた高く掲げた彼の右手は、天才と称され何の苦悩もないかのうように思われ勝ちに勝ちまくっていたあの頃よりずっとか輝いて見えた。2着福永にとっては追い抜いたと思っていた武豊の背中はまだそこに立ちはだかっていた結果だった。通算勝利3500勝以上G1勝利60勝以上ダービーを5つ勝った男の背中は大きかった。そして、いつか祐一にもダービーを勝たせて上げたいと思った。昨日の悔しさが福永祐一エピファネイアをもっと強くするような気がした。

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    2013/05/30 18:07 ブロック