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2014/04/14 22:12
不満の残るハープスターの勝利
多くの人たちの予想どうりハープスターが断然の人気に応えて桜花賞を勝利した。勝ち時計は桜花賞レコードタイ。推定上りは32.9と出色のタイムで非の打ち所のない勝利であった。しかし、それは記録としてであり見ていた印象は辛勝、もしくはようやく間に合ったというのが正直な自分の印象だ。とは言えあれ以上の脚は使えるはずもない。問題はあれだけの脚を使って楽勝できなかった点にあるように思う。そもそも競馬を勝つのに必ずしも最速の上りは必要ないし、得てして最速の上りを使いつつもとなりがちである。だから、ハープスターが本物の強さを身に着けるには最終コーナーの走りがポイントになってくるように思う。
追われることなくすうーっと名馬は直線に向けて上がっていきかつ末脚を爆発させる。ハープスターも本物のスターになるためにはもっと楽に勝てるように競馬を覚えなくてはならない。それをまだ若手に数得られる川田騎手が教え切れるのか?その課題を克服し、ハープスターとともに成長していって欲しいと思う。そして人間としても成長しもっと若手からも慕われるようなこれからのJRAを背負って立つ騎手に成長して欲しいと思うのだ。