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2015/03/22 21:15
復活なったか?岩田康誠騎手。
ここ何年かで岩田騎手ほど賛辞と批判の両方を浴びた騎手はいないと思う。良く言えば勝負強く悪く言えば勝負に汚い。しかし、天性の勝負勘と勝つことへの貪欲さは賛否両論あるとはいえ関係者への信頼は厚い。それが騎乗依頼の多さにも表れていると思うのだ。しかし、今年に入ってどうもその勝負強さに陰りが見えてきたように思う。
武豊 114%
岩田康誠 22%
戸崎圭太 89%
福永祐一 117%
川田将雅 53%
柴山雄一 282%
浜中俊 218%
田辺裕信 156%
柴田善臣 81%
これは今年の自分の馬券の騎手別馬券購入高上位10傑の回収率だが、岩田騎手の数値が購入高2位にも関わらず極端に低いのがわかる。去年の彼の馬券での回収率は102%。一昨年が122%だったので、今年極端に下がっている。自分は買う馬券の8割以上が三連複なのだが、去年は4割を超えていた複勝率が3割近くまで落ちているのが影響していると思う。感覚的に言えば何とかぎりぎりで馬券内に残してくれたり、馬券内に突っ込んできてくれるのが彼の馬券上での大きな魅力なわけだが、今年はそれが少なく感じている。良い意味での強引さがなりを潜めてしまっているように感じるのだ。それはきっと後藤騎手の落馬やその後の悲劇と無関係ではないだろう。心無い声はきっと彼の耳にも届いているだろうし、それでなくとも責任は人一倍感じていたはずだ。勿論安全を無視し、他人に迷惑をかけるような騎乗は賞賛されるべきではない。しかし勝負の世界なのだからまた必要以上に非難するべきでもないと思う。それは競馬界全体を委縮させてしまい競馬の面白さを半減させてしまう。それでなくたって彼は蚤の心臓でプレッシャーには弱いのだから。しかし、今日彼は断然の一番人気であったゴールドシップに久々の勝利をプレゼントした。何とか勝たせようと必死に必死に馬を追う姿は胸を打つものがあった。競馬も昨日あたりから少しづつ良い頃に戻ってきたように思う。何とか今日の勝利で自信を取り戻して勝負強い彼に戻って欲しいと思う。そうすれば自分収支ももっと良くなるはずだから(笑)頑張れヤスナリ!!