フェブラリーＳの中間印象

出走馬も確定して、あとは枠順の決定と当日の馬場状態が気になるところ。追切うんぬんは抜きにして、中間の印象をまとめ。

【逃げ・先行馬（前走4角4番手以内が目安）……7頭】
4歳
カレンブラックヒル（秋天5着・466キロ・4角2番手）
ガンジス（根岸Ｓ2着・502キロ・4角3番手）
6歳
タイセイレジェンド（根岸Ｓ11着・528キロ・4角2番手）
7歳
セイクリムズン（根岸Ｓ3着・514キロ・4角3番手）
ナムラタイタン（東海Ｓ2着・524キロ・4角2番手）
マルカフリート（大和Ｓ1着・482キロ・4角4番手）
ワンダーアキュート（川崎2着・518キロ・4角3番手）

【（好位）差し馬（前走4角5番手〜9番手位）……7頭】
4歳
イジゲン（ＪＣＤ15着・474キロ・4角7番手）
5歳
グレープブランデー（東海Ｓ1着・532キロ・4角7番手）
6歳
エーシンウェズン（根岸Ｓ5着・534キロ・4角7番手）
ガルボ（東京新聞杯8着・482キロ・4角5番手）
7歳
ダノンカモン（根岸Ｓ9着・526キロ・4角9番手）
8歳
エスポワールシチー（東京大賞典5着・501キロ・4角6番手※）
ヤマニンキングリー（東海Ｓ10着・514キロ・4角7番手）

【後方から差し・追い込み馬（4角10番手以下）……2頭】
7歳
シルクフォーチュン（カペラＳ1着・474キロ・4角13番手）
テスタマッタ（根岸Ｓ6着・504キロ・4角11番手）

【中間印象……ハイペース＆消耗戦？】
出走馬全頭の前走の位置取りは、先行馬が7頭、好位中段から差したい馬が7頭、後方一気が2頭。エスポワールシチーやヤマニンキングリーなどはできれば先行したいタイプ、またガルボもスタートが芝のコースだとすると前につけてしまうかな？ということで、かなりのハイペース、もしくは消耗度の高いレースになりそうな予感。。。去年のような展開も十分ある。もし、そうだと仮定すると……

好走条件その１……マイル「以上」戦での実績
好走条件その２……位置取りで負けない馬格（500キロ以上？）
好走条件その３……最後1ハロンで伸びる切れ味

【有力馬】
◎テスタマッタ
○グレープブランデー

【テスタマッタ】は去年の勝ち馬。このメンバーを見ると、昨年同様展開が向きそうな予感。本来1600ｍはちょっと短いのだが、そこがフェブラリーＳ向きともいえる。また、前走根岸Ｓをあえて使っていて、しかもそこそこの手ごたえ……これは2連覇もある、と思う。

【グレープブランデー】は前走東海Ｓ（左回り1800ｍ）を勝って本番。消耗度を考えても有力とみる。当日何番人気になるか、が問題だ(笑)

イジゲン……やっぱり出遅れが心配なので軸にはできない。ゲートが良くて逆にペースに戸惑うとさらに危険。馬体重が474キロなのも不安材料。「出遅れが最小限で、前がつぶれる展開がはまって2・3着」というイメージが一番しっくりくる。▲か？

ガンジス……堅実でも展開が向かない可能性あり。底を見せていないだけに対応できる可能性もあるが……「今年の」フェブラリーＳ向きではないと思う。ヒモ上位まで。

ワンダーアキュート……順調度が心配。ホッコータルマエは回避したが、この仔だってそうとう厳しいローテーション。そしてこれだけ先行馬がそろってしまうとさらにタフな競馬になってしまいそう。正直なところ無事に回ってきてほしい……なあ。人気を考えると、△かヒモ上位。

シルクフォーチュン
昨年の2着馬、ということでテスタマッタに向く流れならこの仔にも。ただ、やっぱり馬格がないのと、前走カペラＳ（1200ｍ）というのが気になってしまう。無印にはできないが、おさえまで、か。△かヒモ上位。

グランドシチーが出走していれば面白かったと思うのですが……まあ、仕方ないですね。。。

後は枠と馬場を考慮して最終決断をします!!