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2013/08/05 19:58
I'm The Swimmer 北島康介選手 3/?
メドレーリレーのあと、インタビューで
このメダルが一番うれしい。と答えた。
彼はTVのインタビューで何かを計算する受け答えは一切ない。
よって、これは紛れもない心情である。
3大会連続五輪出場・2大会連続個人金2・メドレーメダル獲得。
輝かしい実績とともに、何より、このとき25才。
水泳選手としては、ピークであり、誰もがいちばんいい引き際と考えた。
北島選手もそのように考えていたと思う。
事実、現役か引退かの名言を避け、
しばらく、小学生の水泳教室など熱心に指導し、
水泳を楽しむ方向にシフトしていた。
2009年。世界水泳ローマ。
解説席にその姿はあった。
次世代のエースの
背泳ぎ入江選手やバタフライ松田選手の活躍をじっくり見ていた。
入江選手は金メダル候補であったが、アメリカのライアン・ロクテ選手に敗れ銀。
インタビューでその快挙とは真逆の、悔しさをにじませた。
松田選手は銅メダルを獲得したが、
フェルプス選手には全く歯が立たない。
このあたりから、北島選手の心境に変化があったようだ。
つづく。