ハレルヤの勝手で自己満なライブレポート！

結論から。素晴らしかった、舐めてました。

「なにそれ、声優がやる朗読劇？
んー、興味ないわぁ。」
と俺はそう言いながら、嫁に引っ張られて
梅田の映画館へ。ライブビューイングです。
まぁ確かに、凄い豪華な出演者なのはわかってて
でもオリジナル脚本は未知数なので。
「ふーん、中世ヨーロッパの
ジャンヌダルク の話をやんのか」
パンフレットを読みながら、少し期待値が
あがっていました。歴史好きなので。

第1幕が上がり、生オケの中
朗読劇がスタートしました。
凄い。冒頭から素晴らしい演技。
バックの生オケが最高を上乗せしていきます。
ジャンヌダルクは処刑され
ジャンヌダルクの右腕だった
ジル・ド・レの裁判から始まりました。
しかしジル・ド・レは抜け殻。
親友のアランソン、部下のラ・イルが
必死に弁明している場面で暗転します。
そしてジル・ド・レに語りかける声が。
まさに悪魔の声です。大塚明夫さん
声、渋すぎるぜ（笑）
まさに悪魔の声です。(２回目)

まぁ、全て書くとネタバレになりますので
アレなんですが。Blu-rayで出るらしいので。
ジル・ド・レがジャンヌダルク と出会い
最初は互いに
嫌いあってたんですが、だんだん
仲間意識が芽生えて深くなっていく…
って話が中盤に展開されます。
それは恋？そんな感じもあったような。
あと沢城みゆきさんの
ジャンヌダルク 最高、天才か（笑）

最後は泣けましたねぇ。映画館の中は
鼻をすする音が凄かったです。
みんな泣いてたんでしょう。嫁もね（笑）
最後のジル・ド・レの頭の中に響く
色んな場所で、色んな感情の
ジャンヌダルクの声。消えていく
ジャンヌダルクの声。
この見せ方が最高でした。
ボリュームがあがっていくオーケストラ。
紙になってステージに何枚も散らばっていく
ジル・ド・レの記憶。
そら、泣くわ。あんなもん（笑）

傷だらけでも、戦場に向かうジャンヌダルクに「なぜそこまで、お前は…」
とジル・ド・レが問うと
「ついた嘘には命を乗せなきゃねぇ…
誰もその嘘を信じてくれないの！」
とジャンヌダルクは答えました。
この「嘘」とは何かー
それはネタバレになるので書きません（笑）
そんなジャンヌダルクを必死に
助けていくジル・ド・レ、アランソン
ラ・イル。ジャンヌダルク は呟きます。
「みんな…みんな、大好き」

このシーンは最高でした。
沢城みゆき、天才か（２回目)
嫁と意見が一致した事があります。
なんで、会場のチケット
取らなかったんや！
生で観たかったぁー！って（笑）