競輪
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2018/07/16 19:34
2018各馬分析 3歳牡馬編�� ブラストワンピース
ブラストワンピース
主な戦績：毎日杯(G3)
3連勝で毎日杯を制覇。勢いと東京実績を買われてダービーでは2人気の支持を得たが、結果は0.2秒差の5着に敗退した。
新馬戦、ゆりかもめ賞と東京コースで連勝。新馬戦はスローの瞬発力勝負を制し、ゆりかもめ賞は、まずまずの平均ペースから長めの末脚を使って4馬身差の圧勝。末脚の質という面においてレベルが高いという印象を与え、さらに加速力もあるというレースぶりを示した。
毎日杯ではメンバーもそれなりに揃った中、さらに初の右回りという条件ながら2馬身差の快勝。出負けしたがすぐに好位に取り付けたし、直線でもインを衝ける器用さも示した。そして前2走と変わらぬ反応の良さで一気に後続を突き放すレース内容。さらに時計は1.46.5と時計面においても優秀。時計面でも強調できる要素を見せたのは大きい。
出負けの傾向があるのは問題だが、二の脚が速く好位につけられる。勝負所での反応も鋭いし、末脚の質はどちらかと言えば持続的に脚を使えるタイプ。さらに東京は2戦2勝の実績で…という事もあってダービーでは2人気。
そのダービーではまた出負け気味だったものの、すぐにインを通ってポジションを回復。だが結果的に勝負所から直線にかけて馬群に包まれ通しになり、これが直線ではやや仕掛け遅れる原因となった。直線坂の上りでようやく外に持ち出して伸びてはきたが、持続的に脚を使うタイプだけに、直線の伸びはジリジリ。ダービーは同じような脚質のタイプが上位を独占。この馬も勝負所から直線にかけてスムーズならば…と思える内容で、結果論ながら出負けで位置取りを確保できなかったのが響いたように思える。
勝負所の反応は良く、持続性のある末脚は魅力。ダービーで惜敗の起因となったゲートは課題だろうが、安定すれば良いなという程度。東京コースでよく走っているだけに東京向きと思われるが、毎日杯の感じからしても右回りに問題は全く無いだろう。完成度という意味でもこの世代でもトップクラスと思われ、秋以降の活躍が期待される一頭。
【ブラストワンピース専用メモ】
持続性のある末脚 反応良し ゲート若干不安定 加速力 時計勝負
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