競輪
595件のひとこと日記があります。
2018/07/24 19:45
2018各馬分析 3歳牡馬編�� ギベオン
ギベオン
主な戦績：NHKマイルC2着 毎日杯(G3)2着
デビュー2戦目にしてフリージア賞を勝って2戦2勝で迎えた毎日杯でも2着好走。続くNHKマイルCでも1600ｍの距離経験がないものの2人気に支持され、レースでもクビ差2着と結果を残して見せた。
デビュー2戦がスローの瞬発力勝負。新馬戦は相手も比較的弱かったが、フリージア賞では後にスプリングS3着となるマイネルファンロンを差し切った事で評価が上がった感じ。
毎日杯ではブラストワンピース相手に0.3秒差の2着。直線追われてからフラフラとしていたし、先に抜け出した勝ち馬に詰め寄ることが出来なかった。さらにゴール前に3着馬のインディチャンプに詰め寄られるシーンも。デビュー2戦共に上り33.7秒の脚を使って勝っており、瞬発力勝負でこその馬に見えたが、ブラストワンピースに詰め寄れず、最後はインディチャンプに詰め寄られた事実からすると、意外とキレ味よりも持続性の脚で勝負するタイプという事なのだろう。
マイルCでは距離経験のないレースだったが2人気の支持。過去2戦で少し出負け気味だったが、今回は発馬よく好位追走という競馬。流れに乗って、直線抜け出したところに外から来た勝ち馬に一気に差されたが、前々で上手く立ち回って持続的な脚を使えた印象。
初のマイルで…とい心配点も、好発から前々の位置取りを確保できた事で流れに乗れたし、直線も上手い具合に進路が開けてスムーズな追い出しと伸びを見せている。また全体的にペースが上がったことによって、瞬発力ではなく持続性の脚が生きたという見方もできる。さらに直線フラフラとした感じが無く、スムーズに上がって来たのは、単純に左回りの方が向いている可能性もある。
一線級相手に後ろから行って何とかなるだけの決め手はまだ無い印象。そうなるとやはり道中の位置取りが大切で、マイルCで見せた好発で前々で競馬が出来たのは今後に向けて明るい材料と言える。また毎日杯で高速馬場を経験しているとはいえ、フリージア賞、マイルCの時計を見ても高速馬場はそんなに向いていない可能性もある。これは距離適性も含めて今後どう対応していくかを見守りたいところ。
【ギベオン 専用メモ】
持続性の末脚 ゲート不安解消？ 左回り
- ギベオン
- プリン
- マイネルファンロン
- ブラストワンピース
- インディチャンプ
