競輪
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2018/07/26 19:42
2018各馬分析 3歳牡馬編�� ゴーフォザサミット
ゴーフォザサミット
主な戦績：青葉賞(G2)
百日草特別を勝って頭角を現すが、共同通信杯、スプリングSと敗退して皐月賞への出走は叶わず。しかし青葉賞で初の重賞制覇とダービーへの切符を掴む。しかしダービーでは0.4秒差の7着に終わった。
百日草特別はスローの瞬発力勝負。上りは33.6秒を記録しているものの、直線追われてからの反応はやや鈍く、残り200ｍでようやくエンジンが掛かった感じで、そんなにキレた脚を使ったイメージは無い。どちらかと言えば持続的に脚を使うタイプに思えた。
共同通信杯、スプリングSは出負けが響いたレース内容。特に共同通信杯では最後方からの競馬であり、むしろあの位置からよく4着にまで来たなと言う印象。上りは33.2秒であり、持続性の脚を使った事には変わりないが、百日草特別よりキレる脚を使った印象はあった。
スプリングSは出遅れ（行き脚つかず）も敗因一つだが、縦長の展開で中々難しい流れになってしまったのも事実。だが勝ち馬（ステルヴィオ）との比較でみても、コーナーでの加速力と反応が悪い面を見せている。こうなると中山コースは得意な舞台では無いと見受けられる。
勝負所で一気に加速できない感じ、エンジンが掛かるまで時間がかかるという条件からもやはり東京コースがベスト。そういうすべての条件が好転した中で、出遅れずにレースが出来たのが青葉賞。本格的な追い出し開始までに少しモタついた印象を与えたが、それでも最後までしっかりと伸びて2馬身の差をつける完勝。着差は相手関係もあるのでアテにできない面はあるが、勝ちタイムは2.24.4でこれは優秀だった。
青葉賞の内容からもダービーでは期待はされたが、終わってみれば7着どまり。1角過ぎで立ち上がる不利があり、位置取り的に多少影響したとは思うが、直線は思った以上に伸びなかった。道中のペースが青葉賞と大きく変わらないのに…という観点からすると、やはり時計的に限界を示している可能性は高い。まぁ東京の2400ｍを2分24秒台で2戦続けて走るのはそう簡単ではないのかもしれない。ただそうなると青葉賞2着、ダービー4着となったエタリオウはかなりタフな馬という事になるが…。
とにかく東京では高いパフォーマンスを見せている。前述のようにエンジンの掛かりの遅さからも東京の長い直線はピッタリなのだろう。ただ根本的に出遅れの可能性は結構ある馬で、位置取りで結果が左右される馬であることも事実。これは今後も結構重要な要素になりそう。あと基本的にスローで決め手を問われる展開で好走している。ペースが速くなって脚を貯めきれないなど、決め手を削がれてしまう展開になった場合はまだ未知数。この辺りが今後の課題となりそう。
【ゴーフォザサミット 専用メモ】
スローの瞬発力勝負 ゲート不安定 勝負所で置かれ気味 持続性の脚 東京コース
- ゴーフォザサミット
- プリン
- ステルヴィオ
- エタリオウ
