競輪
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2018/07/30 19:39
2018各馬分析 3歳牡馬編�� サンリヴァル
サンリヴァル
主な戦績：皐月賞(G1)2着 芙蓉S(OP)
新馬、芙蓉Sと連勝して挑んだホープフルSで4着。弥生賞も4着に終わったが、皐月賞では巻き返しを見せて2着好走。しかし続くダービーでは本来の走りを見せることが出来ず、13着と大敗してしまった。
存在を示したのは昨年のホープフルS。結果は0.6秒差の4着だったが、先行馬で唯一残ったというレース内容。弥生賞でもダノンプレミアム、ワグネリアンと言った相手に僅差の4着。そして皐月賞が9人気ながら2着と好走しており、見るからに中山コースでの相性が良い。そしてどのレースも先行してから反応よく抜け出して、直線で粘りを発揮するという内容だった。
ホープフルSはハイペースの厳しい流れを追走して4着。1〜3着はすべて後方待機の直線勝負で浮上してきた馬なので、勝ち馬から0.6秒差の4着とはいっても価値がある内容。弥生賞は逆にスローペースでレースを引っ張ったが、決め手のある馬に揃って差されて4着。どちらにせよ後続に差されてしまうだけに、後続の脚を削ぎつつ自らどれだけ動いて行けるかがこの馬にとってのポイントのように思えた。
その課題を克服したのが皐月賞。結果的に2着に敗退したのだが、ハイペースの離れた2番手グループから後続を突き放すように進出し、そのまま押し切る形のレースが出来た。ハイペースで縦長の特殊な展開になって後方にいた馬には難しい流れだったし、末脚が削がれる馬場だったのもこの馬には好材料だったと思う。
だが直線差し込んできた時の加速力は中々のもの。どうしても前2戦の内容からも先行して粘り込むイメージだが、実際には意外と先行して尚且つひと脚を使って後続を突き放すタイプの馬なのかもしれない。この時の勝ち馬エポカドーロが相当いい内容の競馬をしているので、陰に隠れる形になってはいるが、エポカドーロと同じタイプの馬だろう（ただエポカドーロほどスピードは豊かではなさそうだが…）。
ダービーでは13着大敗。大外枠という条件もあったが、先行策（あえて言うが騎手の積極策）が取れずに、結局は中団からの競馬になってしまう。すぐ隣だった17番枠のワグネリアンが先行策で結果を出し、前述のように同じタイプと思われるエポカドーロが2着だったことを考えると、確かに時計面での限界はあった可能性はあるが、積極的に出ていれば…と思えなくもない。でも冷静に考えて末脚の持続性と言う面において、ダービー上位馬とは差があったと思う。
新馬戦こそ新潟だが、他の好走例はすべて中山の2000ｍという条件だから、他のコース形態でどういう走りをするのかが今後の注目点だろう。阪神の内回りなどは結構合いそうだが…。
【サンリヴァル専用メモ】
中山得意 先行 反応良し 二の脚
- サンリヴァル
- ダノンプレミアム
- ワグネリアン
- エポカドーロ
- スピード
