競輪
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2018/08/06 19:53
2018各馬分析 3歳牝馬編� ．◆璽皀鵐疋▲�
アーモンドアイ
主な戦績：桜花賞(G1) オークス(G1) シンザン記念(G3)
未勝利戦直後のシンザン記念で豪快な差し切り勝ちを見せて注目を浴びる。桜花賞では2人気に支持され、その人気に応えるように優勝。続くオークスでは前3走と異なって好位からの競馬を見せて優勝。牝馬二冠を達成し、秋は牝馬三冠を目指すことになる。
シンザン記念で牡馬相手に圧勝。桜花賞でも阪神JF組を完全にねじ伏せ、オークスでは唯一の死角とされたゲートの不安（位置取りの不安）を全く見せずに、好位からの競馬で押し切っている。現状、死角らしい死角はほとんど存在しない。
最大のウリはとにかく加速力。シンザン記念でのその片鱗は見せており、後手を踏んで最後方からの競馬。そして馬場が悪かったことも影響していると思われる中で、直線エンジンが掛かってからの伸び脚は強烈のひとこと。上り3Fが12.1-11.7-11.5という加速ラップの中をほぼ直線だけで一気に差し切っている。桜花賞も同様で上がり3Fが11.5-11.3-11.6と11秒台連発の中を、33.2秒の末脚で豪快に差し切り。しかもスローの瞬発力勝負しか経験していない、シンザン記念は重馬場が味方した、持ち時計が無く高速馬場に不安がある…などの心配要素をすべて吹き飛ばしたのである。
オークスでも加速性能の鋭さを見せたのは最後の直線走路。
残り400ｍ付近で軽く仕掛けられると、あっという間に先に抜け出したリリーノーブルを捉えている。この完全に捉えきってこの馬自身が抜け出したところが残り200ｍ地点。これは丁度2000ｍ地点で仕掛けて、2200ｍ地点で捉えきったと考えることが出来、この地点のレースラップを調べてみるとなんと11.1秒を記録している。そうなるとアーモンドアイ自身は、この2000ｍから2200ｍ地点において推定10秒台の脚を使っている事はほぼ確実という事になる。
ちなみに最後1Fのラップは11.6秒。さすがに10秒台を連発は出来なかったようだが、マイル前後の距離ならいざ知らず、2400ｍを好位追走していて最後にこの加速を見せられること自体が、持っている能力がちょっと桁違いという事の証明だろう。
現状死角らしい死角は殆ど無い。オークス前まではゲートの不安から、位置取りが後ろ過ぎた場合はどうなるのか？という疑問もあったが、オークスでは発馬五分。この馬にしては十分すぎるほどの発馬だった。
ただその発馬は別として、桜花賞、オークスと外枠が効いた感は多少なりともある。直線での加速競争にほんの僅かでもブレーキがかかることは一切していない。要は外々を回るリスクを負ってでも、直線のエンジン全開率に賭けている感はある。ただし仕掛けられての反応は良いし、加速性能は極めて高い。馬群に包まれても少しでも抜け出せれば、それこそ10秒台のキレる脚で抜け出すことは可能だろう。極端な包まれ方や不利を受けなければ大丈夫な雰囲気はある。しかも主戦騎手はルメール。その辺はしっかりしてる騎手ですからね…。
【アーモンドアイ専用メモ】
加速性の極めて良 ゲート不安は解消？ 重馬場
- アーモンドアイ
- リリーノーブル
