595件のひとこと日記があります。
2018/08/19 22:01
札幌記念 2018 回顧
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | タイム | 着差 | 人 気 |
単勝 オッズ |
厩舎 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 2 | サングレーザー | 牡4 | 57.0 | 福永 | 2:01.1 | 2 | 5.2 | (栗東)浅見 | 488(+2) | |
2 | 3 | 5 | マカヒキ | 牡5 | 57.0 | ルメール | 2:01.1 | ハナ | 1 | 4.3 | (栗東)友道 | 506(+6) |
3 | 8 | 15 | モズカッチャン | 牝4 | 55.0 | Mデムーロ | 2:01.1 | アタマ | 4 | 6.9 | (栗東)鮫島 | 484 |
4 | 6 | 12 | サウンズオブアース | 牡7 | 57.0 | 藤岡佑 | 2:01.2 | 3/4 | 13 | 70.4 | (栗東)藤岡 | 496(-2) |
5 | 5 | 10 | スティッフェリオ | 牡4 | 57.0 | 丸山 | 2:01.5 | 1.3/4 | 12 | 57.5 | (栗東)音無 | 442(0) |
6 | 5 | 9 | ○地サクラアンプルール | 牡7 | 57.0 | 吉田隼 | 2:01.5 | ハナ | 7 | 13.1 | (美浦)金成 | 480(+2) |
7 | 4 | 7 | ゴーフォザサミット | 牡3 | 54.0 | 蛯名 | 2:01.7 | 1.1/4 | 8 | 19.2 | (美浦)藤沢和 | 498(+2) |
8 | 3 | 6 | クロコスミア | 牝5 | 55.0 | 勝浦 | 2:01.8 | 3/4 | 11 | 52.6 | (栗東)西浦 | 430 |
9 | 2 | 4 | マイスタイル | 牡4 | 57.0 | 田中勝 | 2:02.2 | 2 | 6 | 10.4 | (栗東)昆 | 454(-6) |
10 | 6 | 11 | ナイトオブナイツ | 牡5 | 57.0 | 池添 | 2:02.3 | 1/2 | 15 | 148.0 | (栗東)池添兼 | 456(-2) |
11 | 2 | 3 | アストラエンブレム | セ5 | 57.0 | 藤岡康 | 2:02.4 | 1/2 | 14 | 98.6 | (美浦)小島 | 476(+12) |
12 | 7 | 13 | スズカデヴィアス | 牡7 | 57.0 | 三浦 | 2:02.4 | クビ | 10 | 24.9 | (栗東)橋田 | 512(0) |
13 | 7 | 14 | ミッキースワロー | 牡4 | 57.0 | 横山典 | 2:02.8 | 2.1/2 | 3 | 5.7 | (美浦)菊沢 | 482(+8) |
14 | 4 | 8 | ネオリアリズム | 牡7 | 57.0 | モレイラ | 2:02.9 | 1/2 | 5 | 7.6 | (美浦)堀 | 512 |
15 | 1 | 1 | マルターズアポジー | 牡6 | 57.0 | 柴田善 | 2:03.0 | クビ | 9 | 22.9 | (美浦)堀井 | 530(-2) |
16 | 8 | 16 | アイトーン | 牡3 | 54.0 | 国分恭 | 2:04.5 | 9 | 16 | 183.0 | (栗東)五十嵐 | 468(-6) |
払い戻し
-
単勝 02 520円 2人気 複勝 02
05
15200円
190円
230円3人気
1人気
4人気枠連 01 - 03 1,170円 2人気 馬連 02 - 05 1,330円 1人気 ワイド 02 - 05
02 - 15
05 - 15620円
890円
730円1人気
8人気
5人気馬単 02 → 05 2,820円 4人気 三連複 02 - 05 - 15 3,590円 4人気 三連単 02 → 05 → 15 16,590円 13人気
サングレーザー1着 重○ まずまずのスタート。押しもせず下げもせずという感じで中団のインを追走。3角過ぎで他馬が外から上がっていくのを内でジッと我慢する形。4角から直線に入っても真面に進路を確保できなかったが、残り1Fで馬群を狭い所を一気に突き抜けてきてゴール前でマカヒキらを捉えて差し切り勝ち。
ちょっと馬場や展開面からも消耗戦の形になってしまい、ちょっと特殊なレースに。しかし最後の最後はこの馬の総合的な能力の高さという面が出ての勝利。元々が札幌は2戦2勝の舞台で、重馬場や力の要る馬場が得意という事もあった。ハイペースでもあり、元々マイル戦線は走ってきた馬にとって追走そのものが苦にならなかったというのはある。勝負所から直線まで進路を確保できず、使った脚は最後の1Fだけ…といろいろな要素が嵌ったのは事実だろう。なので本当の2000mの距離適性はまだ不透明。「こなせるであろう…」と言う表現から「こなせる」という所まで来たが、まだ「大丈夫」というところまでは来ていない。まぁ本気で2000mを使う気なら、毎日王冠あたりでもう一回走らせて適性を見極めるだろう。
マカヒキ2着 調教◎ スタートは普通に出たが下げて後方2番手からの競馬。3角過ぎから外を回って進出。4角から直線へは大外をブン回す横綱の競馬。ここから直線はあっという間に先頭との差を詰めて交わし切った…と思ったところにインから勝ち馬に強襲されるような感じでハナ差及ばずの2着。
単純の勝ち馬との差は位置取りと3角過ぎからの進路取りの差。また1人気と2人気の違いであったり、ダービー馬として立ち位置と、距離適性にまだ疑問を抱えてチャレンジングな競馬が出来る立場の馬との差が出たとは思う。ただ厳しく言えばその距離適性に?がつく馬に差されてしまい、斤量差があるとはいえ牝馬のモズカッチャンにも詰め寄られているようではダメだろう。ただスローの瞬発力勝負向きの馬がこの消耗戦の形でこういう内容を示したし、勝負所での反応も思ったほど悪くなかった。結果的に小回りで差し届かずのイメージは払拭できなかったが、今年初戦の競馬としては上々かもしれない。
モズカッチャン3着 思い切って最後方待機の競馬。勝負所からも外を回さずに内目を狙いつつの進出。直線では中団まで押し上げたものの、その後も馬の間を狙って狙っての進路取りでわずかなスキを伺う競馬。最後の100mでようやく外に持ち出すと一瞬の切れ味を見せてゴール前外から一気に襲い掛かったが僅かに届かず3着。いくら死んだふりの競馬でも向こう正面でこの位置取りは…と思ったが、結果的にこれしかないという競馬。今日に関しては時計が掛ったのは幸いだし、消耗戦になったのも大きい。
サウンズオブアース4着 後方のインから勝負所は外を回って進出。手応え的には怪しかったが、直線は意外にも伸びを見せて残り100mは2番手争いどころか、まさかの差し切りかとさえ思えるシーンも。しかし最後最後で一気に後続に交わされて4着どまり。しかし近走の内容からすれば上出来の部類。力の要る馬場で時計を求められなかったし、消耗戦になった事でようやく浮上できたという見方でいいだろう。
スティッフェリオ5着 こちらも洋芝適性と消耗戦の形で浮上できたクチ。まぁ掲示板に乗った馬の中で一番前の位置取りだったし、3角で自分で動いて行っての5着だから評価は出来る。相当長く脚を使っているし、今日の馬場を考えると相当持続力はあると見ていい。
サクラアンプルール6着 中団待機。3角で外から動いて行って絶好の手応えで4角から直線へ。直線序盤で堂々と先頭に躍り出たが、毎度の事ながらラスト1Fで脚色が鈍ってその後は後続に一気に交わされてしまう。まぁマカヒキあたりと同じような競馬をしていたのでは勝てないと踏んでの早めの仕掛けだろうが、ここ数戦毎回のようにラストが甘くなっている印象なのに…とは思う。
ミッキースワロー13着 調教○ 出負けして後方からの競馬。3角で各馬が外から上がっていくが、この馬は中でジッと我慢して4角へ。4角から直線で進路を探しつつ進出したが、ラスト1Fで同じように進路を探していた3着馬モズカッチャンに前をカットされるように入られて終了。最後はほとんど追っておらず、何もしないまま1周回ってきただけ。参考外と言える。
ネオリアリズム14着 積極策で3番手追走。3角過ぎでペースが上がった時にもう手応えがない感じで、4角から直線でもう馬群に飲まれてしまう。あの感じだとハイペースが影響した感じはある。元来ハイペースでも対応できる馬なので、やはり仕上げの面で不安があったのかもしれない。