神戸新聞杯・オールカマー予想

神戸新聞杯

レース当日の天候は晴れ予報。本日（土曜日）は午前中弱雨で、午後からは上がって晴れ間も出るとの予報。ただ本日夜半から明日午前中は降雨こそないものの、湿度が80〜90％もある予報で、馬場が乾ききるかどうかが微妙。レース当日の午後はさすがに湿度もグッと下がるようだが、良馬場発表と言えど意外とパワーを要する馬場になる可能性はある。


阪神の2400ｍは普通に能力を出し切りやすいコース。今年のダービーは一部の馬を除いて、ほとんどの馬が能力を出し切れた感のあるレース。夏を越しての成長力に個体差はあるだろうが、まずダービー上位馬はそのまま信頼しても良さそうな感じはある。


普通に能力を出し切れる形なら素直に◎ワグネリアンでいいかも。確かに出遅れや右回りでは勝負所で置かれる癖もある。たが阪神2400ｍなら直線が長いし、挽回するチャンスは中山の2000ｍよりかはあるはず。少頭数だし勝負所からの動きに制約が無さそうなのも好都合。高速馬場で瞬間的なキレを要求されるより、少し時計が掛かる馬場で持続力を問われる形の方が良さげ。そういう意味でもエポカドーロが作ってくれるペースと、パワーを要する馬場になっていれば条件的には最高だが。


相手はダービー2着の○エポカドーロを筆頭に、ダービー4着▲エタリオウ、ダービー9着も末脚に見るべき点があった△アドマイヤアルバを中心に組み立てたい。


意外と大穴になりそうなのが★ビッグスモーキー。当日の馬場状態に依るところは大きいが、ある程度パワーを求められる馬場になれば激走もあり得る。


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オールカマー

中山なので天候や馬場は読みにくいが、雰囲気的には良馬場でやれそうな感じ。ただ高速馬場と言える馬場になるかは微妙。展開面では中山2200ｍのコース形態を考えても極端に速くなりそうにはないが、3角からの緩いコーナーが影響してロングスパートの形になりやすい。そのロングスパートを得意としている馬の出走が多いので、3角手前から鞍上の駆け引きも絡むと複雑なレース展開になる可能性はある。

1人気が濃厚な▲レイデオロは純粋に能力的に見劣る要素は無いのだが、予想されるロングスパート戦に対して若干不安を抱える。京都記念は叩き台であったし、馬場も悪かったから…という理由はあるも、能力を出し切りやすい京都外回りコースであの内容。今回はトリッキーな中山コースで出し切れるかの不安はあるし、パフォーマンスの高さを見せたレースのほとんどが高速馬場。当日の馬場状態次第の面も否めず、ここは少し割り引いてもいいかも。


中心は◎アルアイン。こちらも高速馬場向きではあるが、馬場が悪く消耗戦に近い形になった京都記念でレイデオロに先着。皐月賞ではある程度流れる展開で良さを見せて勝利しているし、今回は展開面でも向く可能性は高い。最内枠が少し気になる要素ではあるが、12頭立てなので終始包まれる展開だけは避けられそう。


相手筆頭はスピード持続型の○ダンビュライトを。時計が掛かる馬場ならばさらに期待値は上がりそうな雰囲気。
穴は条件的にはピッタリの★ブラックバゴ。相手関係を考えるとそう強気に出れないが、一角を崩すくらいの期待はしてもいいだろう。