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2018/10/09 20:08
秋華賞分析 コース形態とペース編
コースは京都競馬場の内回りコースの2000m。外回りコースと違って直線は約330mとなり、中央場所の中では短いほうの部類に入る。直線が短いと逃げ・先行有利という考えそのものは間違っていないが、過去のレース傾向からは意外と前掛かりのレースになりやすく、差し追込みが決まりやすいのも特徴。過去10年のレースペースは、Sペースが2回、Mペースが5回、Hペース3回。
また直線の短いために4角で馬群が密集しやすく、直線入口で各馬横一線に広がって進入というシーンも少なくない。こうなると4角までのポジショニングは非常に重要で、3角から自分で動いていける機動力に加えて、最後まで押し切るだけの脚も求められる事になる。過去10年で4角を10番手以下で迎えた馬が好走した例のほとんどが、直線内を衝いて差しているか、4角までインで待機して直線外に持ち出して足を使っているた馬だった。
例外的なのが13年2着のスマートレイアーで、後方待機から4角直線と大外にブン回して伸びている。過去10年の括りを外しても07年1人気ウオッカ(3着)、同3人気ベッラレイア(4着)、06年1人気アドマイヤキッス(4着)が外を回して差し届かずの内容。同じく過去10年の括りを外しても、大外に持ち出して差し切れたのは04年2人気スイープトウショウ(1着)くらいしかいない。
あと時計面ではペースが速くなっていることが影響して、1分58秒台を切るような決着も普通にあり得る状況。近年で1分58秒台すら乗らなかった年は、17年のディアドラ優勝時の2.00.2(重馬場)、12年ジェンティルドンナ優勝時の2.00.4(Sペース)、07年ダイワスカーレット優勝時の1.59.1(Sペース)、05年エアメサイア優勝時の1.59.2(Sペース)くらい。初年度の96年でさえ1.58.1を記録。15年の1.56.9、14年の1.57.0などもあって、1分58秒台前半はまず当たり前の雰囲気。
コース形態とペースから見る結論としては、特に3角から直線入口へ向けてのポジショニングが重要なので、自分から動いていける機動力を持った馬が前提で、尚且つ直線押し切るあるいは差し切るだけの能力を持った馬が有利になると思われる。また速い流れになって1分58秒台を切る時計となると、それなりの底力を求められる事になる。
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羽柴秀長さん
バンバ・ラルさん、セイラーさん、いいね!ありがとうございます。
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バンバ・ラルさんがいいね!と言っています。
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羽柴秀長さん
ぷんさん
明日も続きの分析がありますので…。
よろしくです。 -
羽柴秀長さん
ぷんさん、湘馬太郎さん、いいね!ありがとうございます。
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ぷんさん
ありがたやです。自分で調べなくてよくなりました笑
過去10年のレースデータ見ましたが、単純に前後ろの有利とか、上がりのタイムとかで偏ってはいないですね。
スタートからコーナーまでも相当短いので、脚質と枠にも注目したいと思います。あとは当日の馬場ですね。
簡単ではなさそうなので、これを参考にじっくり検討したいと思います。 -
湘馬太郎さんがいいね!と言っています。
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