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2018/10/27 23:46
アルテミスS 2018 回顧
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | タイム | 着差 | 人 気 |
単勝 オッズ |
厩舎 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | シェーングランツ | 牝2 | 54.0 | 武豊 | 1:33.7 | 6 | 13.6 | (美浦)藤沢和 | 474(-6) | |
2 | 6 | 11 | ビーチサンバ | 牝2 | 54.0 | 藤岡康 | 1:33.8 | 1/2 | 5 | 10.5 | (栗東)友道 | 468(+2) |
3 | 5 | 8 | エールヴォア | 牝2 | 54.0 | 浜中 | 1:34.0 | 1.1/4 | 2 | 4.3 | (栗東)橋口 | 500(+4) |
4 | 8 | 14 | ウインゼノビア | 牝2 | 54.0 | 松岡 | 1:34.2 | 1.1/4 | 4 | 8.3 | (美浦)青木 | 462(-2) |
5 | 1 | 1 | トスアップ | 牝2 | 54.0 | 藤岡佑 | 1:34.2 | クビ | 7 | 22.4 | (栗東)池江 | 426(-2) |
6 | 6 | 10 | サムシングジャスト | 牝2 | 54.0 | 武藤 | 1:34.3 | クビ | 14 | 343.1 | (栗東)松田 | 476(0) |
7 | 5 | 9 | アフランシール | 牝2 | 54.0 | 岩田 | 1:34.4 | 1/2 | 8 | 24.6 | (美浦)尾関 | 478(-6) |
8 | 3 | 5 | ミディオーサ | 牝2 | 54.0 | モレイラ | 1:34.6 | 1.1/4 | 3 | 4.9 | (美浦)堀 | 474(-8) |
9 | 8 | 15 | ライデンシャフト | 牝2 | 54.0 | 内田博 | 1:34.6 | クビ | 9 | 67.3 | (美浦)池上 | 468(+4) |
10 | 4 | 6 | レディードリー | 牝2 | 54.0 | 三浦 | 1:34.6 | アタマ | 10 | 84.3 | (美浦)伊藤正 | 426(0) |
11 | 2 | 2 | グレイシア | 牝2 | 54.0 | 田辺 | 1:34.6 | アタマ | 1 | 2.9 | (美浦)栗田徹 | 456(+6) |
12 | 4 | 7 | キタイ | 牝2 | 54.0 | 大野 | 1:35.0 | 2.1/2 | 12 | 151.7 | (美浦)杉浦 | 482(0) |
13 | 7 | 12 | アズマヘリテージ | 牝2 | 54.0 | 荻野極 | 1:35.2 | 1.1/4 | 11 | 128.4 | (栗東)河内 | 460(+6) |
14 | 7 | 13 | ヘリンヌリング | 牝2 | 54.0 | 柴田大 | 1:35.6 | 2.1/2 | 15 | 556.9 | (美浦)高橋裕 | 434(-4) |
15 | 3 | 4 | ブラックダンサー | 牝2 | 54.0 | 石川 | 1:35.7 | クビ | 13 | 192.5 | (栗東)高野 | 462(+6) |
払い戻し
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単勝 03 1,360円 6人気 複勝 03
11
08360円
270円
180円6人気
5人気
2人気枠連 02 - 06 1,300円 6人気 馬連 03 - 11 5,420円 19人気 ワイド 03 - 11
03 - 08
08 - 111,940円
1,170円
730円22人気
15人気
8人気馬単 03 → 11 11,760円 42人気 三連複 03 - 08 - 11 7,640円 29人気 三連単 03 → 11 → 08 64,280円 217人気
シェーングランツ1着 調教○ そこそこ大きな出遅れでそのまま後方待機の競馬に。道中はずっと我慢する形で、4角でも後方内目のままの位置取り。直線序盤で外へ誘導され追い出される。少し反応が悪いのかモタモタした面を見せたが、その後に鞍上のムチが数発飛ぶとグイグイと差を詰め始める。エンジンが掛かった最後の1Fは伸びは一級品で(内の先行勢が揃って止まった影響もあるが)一気に先行勢を差し切っての勝利。
差しが決まる流れになったにはしても最後の末脚はまさしく一級品。追われてからモタモタした面を見せたにせよエンジン全開となった最後の1Fはとんでもなく伸びている。上り3Fは一頭だけ33秒台(33.8秒)を記録。時計も1.33.7とかなりの好時計。前2走は小回りコースで良さが出ていなかったと思われ、東京の長い直線コースで一気に変わり身を見せた格好。これで一躍クラシック候補となったのは間違いないだろう。
ビーチサンバ2着 調教○ 若干出負けした感じだが中団の外目からの競馬。3角過ぎから外目から馬なりで進出、4角から直線も大外に回して満を持して追われる感じ。追われてからすぐさま反応して、直線半ばではや先頭に躍り出る。坂を上って最後の1Fもそのまま押し切る勢いだったが、外から勝ち馬に一気に詰め寄られ、さらにゴール前で交わされてしまい2着。
勝ち馬の強烈な末脚に屈したものの、終始外を回って自分から動いていく形の内容は全く悪くない。新馬戦はキレ味鋭い瞬発力が武器に見えたが、どちらかと言えば持続的に脚を使えた印象。追われてからの反応も良いし、今後の展望はかなり明るいだろう。
エールヴォア3着 好発も控えて中団からも、道中少し行き場を無くして立ち上がるシーンあり。4角から直線で上手く外に持ち出せず、直線は馬群の中に突っ込む形に。何度か窮屈な形になり、比較的進路が開けた最後の1Fでグイっとひと伸びを見せたが上位2頭には及ばずの3着。上位2頭とは純粋に決め手の差。確かに直線窮屈なところに入ったが不利と呼べるほどではなく、思ったほど反応が良くなく瞬時に抜け出せるほどではなかったのが原因だろう。時計面でもそれなりに予想通りに走ったし、若干スムーズさを欠いた内容ではあるので評価を下げる必要はないかと。
ウインゼノビア4着 一番の好発。しかし内枠の馬を行かせて自身は好位追走の形に。3角過ぎで外目からジワッと進出開始し、4角からも外目を回して直線へ。直線序盤にモタれる感じになって内に切れ込む形になりながらゴーサイン。しかしすぐ横には2着馬がすでに迫っており、あっさりと交わされてしまう。しかしここから諦めずにジリジリ伸びる形で残り200mで単独2番手も、最後1Fで脚色が鈍ったところに外から一気に交わされて4着まで。4角で一気に先団に取り付いたまでの反応と脚色は評価できるが、やはり最後の1Fで脚が止まったのは気になる。
ミディオーサ8着(3人気) 出負けも、ポッカリと空いた内目だった為にすぐにリカバリーできて中団内目の位置取り。しかし道中は若干掛かり気味。3角から直線入口まで内で包まれて動けず。直線もラチ沿いに進路を見つけて一瞬の伸びは見せたが、坂を上った辺りで再度前に壁が出来てしまう。その後下げて外目に誘導して追い出されるが、時すでに遅しの8着。道中掛かり気味なのはともかく、直線は明らかに進路を得られていなかったし、それなりの脚を一瞬は見せていたので力負けという雰囲気は無い。
グレイシア11着(1人気) 若干出負け気味も二の足が早くハナを伺う位置まで上がって行く。しかし外から来た馬にハナを譲ったものの、今度は前を追いかけて若干掛かり気味で追走。それでも4角までは十分手応えに余裕があるように見え、直線序盤でこそ伸び掛けたものの、直線半では伸び脚はイマイチ。その後何度か前を塞がれる形になるも、すでに脚色に余裕はなく結果11着敗退。まぁ今回は揉まれ弱い面を見せたのかなという印象。結果論だがハナを取り切ってしまえばまた違った結果になったかもしれない。新馬戦は逃げ切り、前走は出遅れから少頭数とは言え捲りの競馬。2歳のこの時期の競馬だけに、いろんな競馬を経験させたいという鞍上の意図もあったのだろう。