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2018/10/28 21:07
天皇賞・秋 2018 回顧
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | タイム | 着差 | 人 気 |
単勝 オッズ |
厩舎 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 4 | レイデオロ | 牡4 | 58.0 | ルメール | 1:56.8 | 2 | 3.1 | (美浦)藤沢和 | 482(-2) | |
2 | 6 | 9 | サングレーザー | 牡4 | 58.0 | モレイラ | 1:57.0 | 1.1/4 | 4 | 9.6 | (栗東)浅見 | 476(-12) |
3 | 7 | 10 | キセキ | 牡4 | 58.0 | 川田 | 1:57.0 | ハナ | 6 | 12.8 | (栗東)中竹 | 496(-8) |
4 | 5 | 7 | アルアイン | 牡4 | 58.0 | 北村友 | 1:57.2 | 1 | 5 | 12.7 | (栗東)池江 | 512(-6) |
5 | 7 | 11 | ミッキーロケット | 牡5 | 58.0 | 和田 | 1:57.2 | ハナ | 8 | 22.0 | (栗東)音無 | 474(-2) |
6 | 8 | 12 | ○地サクラアンプルール | 牡7 | 58.0 | 田辺 | 1:57.6 | 2.1/2 | 10 | 135.2 | (美浦)金成 | 468(-12) |
7 | 5 | 6 | マカヒキ | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 1:57.7 | 3/4 | 3 | 7.0 | (栗東)友道 | 494(-12) |
8 | 3 | 3 | ヴィブロス | 牝5 | 56.0 | 福永 | 1:57.7 | ハナ | 7 | 17.4 | (栗東)友道 | 440(0) |
9 | 1 | 1 | ステファノス | 牡7 | 58.0 | Cオドノヒ | 1:58.1 | 2.1/2 | 9 | 71.0 | (栗東)藤原英 | 484(+2) |
10 | 4 | 5 | スワーヴリチャード | 牡4 | 58.0 | Mデムーロ | 1:58.3 | 1.1/2 | 1 | 2.5 | (栗東)庄野 | 510(+4) |
11 | 8 | 13 | アクションスター | 牡8 | 58.0 | 大野 | 1:59.7 | 8 | 12 | 352.1 | (美浦)和田勇 | 472(+2) |
12 | 2 | 2 | ブラックムーン | 牡6 | 58.0 | 横山典 | 2:00.1 | 2.1/2 | 11 | 181.3 | (栗東)西浦 | 484(-16) |
6 | 8 | ダンビュライト | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭 | 除外 | (栗東)音無 | 488(+6) |
払い戻し
-
単勝 04 310円 2人気 複勝 04
09
10150円
310円
300円2人気
6人気
4人気枠連 04 - 06 720円 4人気 馬連 04 - 09 1,520円 5人気 ワイド 04 - 09
04 - 10
09 - 10640円
690円
1,630円9人気
10人気
20人気馬単 04 → 09 2,370円 6人気 三連複 04 - 09 - 10 6,420円 24人気 三連単 04 → 09 → 10 24,230円 80人気
レイデオロ1着 発馬五分から好位の後ろの絶好位を確保。3角過ぎからジワッと進出を開始し、4角は外から一気に先団に取り付いて直線へ。直線序盤はまだ余裕の手応えのまま上がって来て、直線半ばで本格的に追われるとグイグイと伸びてきて、残り100mで先頭に立つと2着馬の追撃も完璧に封じての勝利。
展開面ではスローの流れになったのは間違いないが、戦前に予想された流れよりかは幾分速めの流れ。その流れを3角過ぎから動いて行って自ら動いて行っての末脚勝負。自身が得意とするロングスパートに近い形での他馬をねじ伏せたのだから、まぁ文句のつけようのない勝利。ちょっとスロー気味の流れだったし、見た目に先行勢がだらしなかったが故の勝利と見られがちだが、勝ちタイムの1.56.8が示すようにレベル的には相当高い。
この馬の武器はスピードの持続力あることは周知の事実で、鞍上も今後それを活かす展開に持ち込もうとするだろう。今後に向けて唯一の問題があるとすれば、鞍上が動きたくても動けないような展開(馬群に包まれる)になってしまう事だけだろうか。
サングレーザー2着 重○調教○ まずまずの発馬。2.3馬身前にレイデオロを見る形で道中は中団待機。4角から促して行くも勝ち馬に比べるとやや反応が悪い面も見せる。しかし直線外目に持ち出して本格的に追われるとグンと反応して、大外から一気に伸びて来る。ただこの馬自身も相当伸びているのだが、内にいる先行馬も粘りに粘るという感じで、結果的にハナ差で2着を確保するのがやっとで勝ち馬には1馬身1/4及ばずの完敗。
戦前は折り合い面が…距離が…と心配されたが、道中はピタリと折り合い、直線も良く伸びて2着。走破時計は1.57.0だから時計面でも十分すぎるほどの内容は示している。ちょっと4角で置かれ気味と言うか反応の悪い面を見せたのはアレだが、ほとんど勝ち馬と同様の競馬でスピード持続力がモノを言った内容。この馬の場合は加速勝負にならずに、スピード持続力の競馬にさえなればどんな距離でも対応できてしまうような気がする。
キセキ3着 重◎ 五分の発馬から内の馬の様子を見つつ2角でハナ奪取。結果スローの流れになったが、絶妙なペースコントロールで11秒後半のラップを刻み、4角で少しペースを上げて後続を引き離しつつ直線へ。直線半ばでも後続に2馬身のリード。もしかしたらこのまま押し切れるのでは…と思われたが、残り100mで勝ち馬に交わされてしまう。しかしその後もバタッと止まらずに粘りに粘ったものの最後は2着馬にも交わされて3着まで。結果3着に終わったものの、絶妙なペースコントロールと最後の粘りは見るべき点があった。単純に東京2000mを逃げて1.57.0は立派だろう。どうしても3歳の時のような切れ味勝負の馬ではなくなっているので、現状ではこういう形の持続性のある脚を使う展開が合っているのだろう。
アルアイン4着 重○調教◎ 発馬五分から2番手追走で、この馬としてはほぼ理想の形の展開。だがいつでも前を捕まえられる雰囲気だったものの、4角で3着馬に若干引き離される形になって直線で必死に追いかける展開に。追われてから右へ左へフラフラとしてしまい、ジリジリと伸びてはいるのだが前を捉えるには至らない。最後の1Fではもう脚色が3着馬とほぼ同じになってしまい、最後は4着確保が精一杯。戦前は時計勝負は望むところと思えたが、実際にはスローの流れでキレ負けした格好になった。やはりこの馬の場合はもっとペースを引き上げてくれる存在が必要なのかもしれない。
ミッキーロケット5着 好位の後ろを追走。終始内を立ち回る格好で、コースロスを防いで直線ジリジリ伸びる形で5着。結果として極端な決め手勝負になはならず、末脚の持続力が問われたのも良かった感じ。5着とはいえ高速馬場で1.57.2で走破して勝ち馬から0.4秒差。ちょっと天皇賞春くらいから走りに堅実性が増したというか、明らかに地力強化された印象がある。
マカヒキ7着 割愛
ヴィブロス8着 割愛
スワーヴリチャード10着 調教○ 発馬で後手を踏んで最後方からの競馬。マカヒキ同様に道中動いていけるタイミングがなく、後方侭で直線に向いて追い出されるも、想像以上に脚色に勢いはなく最後の1Fは鞍上もまともに追わずにゴール。発馬直後にマカヒキと衝突しているし、最後は鞍上も追っていない点からして何らかの異常があった可能性も…。