ジャパンカップ　2018　予想

前日の単勝オッズで（17：00時点）1.5倍の圧倒的支持を得ているアーモンドアイ。
3歳牝馬という事で斤量は53キロであり、57キロを背負う古馬との斤量差を考えれば、単勝1.5倍のオッズも何となくわかる気がする。今年のクラシック戦線で見せた能力はそれだけ高かったという事。

ただ3冠レースすべてが好位中団の外目など、直線大外を回れるの位置をレース序盤で確保している。あまり注目されていないが、元々は発馬に難のある馬。今回の最内枠だと発馬の内容によっては馬群に包まれて、勝負所からの一連の動きに支障が出るのではないか…という見方もできる。まぁここ数戦はマズマズの出をしているし、この鞍上だから大して心配材料にはならないかもしれないのだが…。

この見解はかなりな揚げ足取りなのだが、発馬が甘くても二の足でリカバーできるような真ん中から外枠の良い所に入られるよりかは、この馬に逆らえる材料が出来た気がする。これにより馬券的に面白みが増したと個人的には思っている。


無理して大穴を狙ったつもりはないが◎ミッキースワローの瞬発力に賭けてみたい。
何といっても昨年のセントライト記念で強烈な末脚を使う印象を残している。純粋にスローの切れ味勝負になった場合、アーモンドアイに匹敵するレベルの脚を使えると見ている。今の高速馬場は明らかに歓迎のクチだろうし、前日オッズで（17：00時点）単勝58倍の8人気の支持はあまりにも低すぎだろう。

菊花賞は不良馬場、AJCCは縦長の展開で差し遅れ。大阪杯は後方からペースが上がった3角で外から進出という形で持ち味発揮できず。前走札幌記念は、直線で前をカットされて結局は追わず終いの内容であり、これは度外視できる。東京は初コースだけにまだ底を見せていないという見方もできるし、確かに展開や序盤の位置取りに注文はつくが、狙えるだけの要素は十分にあると見て中心視。


相手は高速馬場を味方に展開面でリードできる○キセキ、よほどの包まれ方をしない限り最後は必ず突っ込んで来そうな▲アーモンドアイのを軸にして組み立てたい。


本命がすでに穴っぽい馬なのだが、他に穴っぽいのは大外枠の★ウインテンダネス。持ち時計がメンバー最上位の2.22.9があり、時計勝負の形になった時に出番があるかもしれない。