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2018/11/25 18:14
ジャパンカップ 2018 回顧
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | タイム | 着差 | 人 気 |
単勝 オッズ |
厩舎 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | アーモンドアイ | 牝3 | 53.0 | ルメール | 2:20.6 | 1 | 1.4 | (美浦)国枝 | 472(-8) | |
2 | 5 | 8 | キセキ | 牡4 | 57.0 | 川田 | 2:20.9 | 1.3/4 | 4 | 9.2 | (栗東)中竹 | 504(+8) |
3 | 7 | 11 | スワーヴリチャード | 牡4 | 57.0 | Mデムーロ | 2:21.5 | 3.1/2 | 2 | 6.5 | (栗東)庄野 | 510(0) |
4 | 6 | 9 | シュヴァルグラン | 牡6 | 57.0 | Cデムーロ | 2:21.5 | クビ | 5 | 12.9 | (栗東)友道 | 468(-4) |
5 | 4 | 5 | ミッキースワロー | 牡4 | 57.0 | 横山典 | 2:21.9 | 2 | 8 | 62.6 | (美浦)菊沢 | 482(0) |
6 | 3 | 3 | サトノダイヤモンド | 牡5 | 57.0 | モレイラ | 2:21.9 | クビ | 3 | 7.1 | (栗東)池江 | 504(-8) |
7 | 2 | 2 | □地ハッピーグリン | 牡3 | 55.0 | 服部茂 | 2:22.2 | 1.3/4 | 14 | 341.2 | (地方)田中淳 | 460(+4) |
8 | 8 | 14 | ウインテンダネス | 牡5 | 57.0 | 内田博 | 2:22.3 | クビ | 10 | 89.3 | (栗東)杉山 | 506(+2) |
9 | 3 | 4 | サトノクラウン | 牡6 | 57.0 | ビュイック | 2:22.6 | 2 | 9 | 87.4 | (美浦)堀 | 500(+18) |
10 | 4 | 6 | □外サンダリングブルー | セ5 | 57.0 | Fベリー | 2:23.4 | 5 | 7 | 52.0 | (海外)ムニュイジ | 482 |
11 | 7 | 12 | □外カプリ | 牡4 | 57.0 | ムーア | 2:23.7 | 1.3/4 | 6 | 31.8 | (海外)オブライエ | 480 |
12 | 6 | 10 | ガンコ | 牡5 | 57.0 | 蛯名 | 2:24.3 | 3.1/2 | 11 | 218.7 | (栗東)松元 | 506(+6) |
13 | 8 | 13 | ノーブルマーズ | 牡5 | 57.0 | 高倉 | 2:24.8 | 3 | 12 | 241.9 | (栗東)宮本 | 492(-4) |
14 | 5 | 7 | サウンズオブアース | 牡7 | 57.0 | 田辺 | 2:25.2 | 2.1/2 | 13 | 246.5 | (栗東)藤岡 | 490(-2) |
払い戻し
-
単勝 01 140円 1人気 複勝 01
08
11110円
160円
150円1人気
3人気
2人気枠連 01 - 05 600円 3人気 馬連 01 - 08 590円 3人気 ワイド 01 - 08
01 - 11
08 - 11230円
240円
470円1人気
2人気
5人気馬単 01 → 08 700円 3人気 三連複 01 - 08 - 11 960円 3人気 三連単 01 → 08 → 11 2,690円 6人気
アーモンドアイ1着 調教◎ 発馬五分と言うかこの馬にしては好スタートで、楽に好位のインを確保。道中も包まれる感じは全くなく、逃げるキセキを射程圏内に収めたままの終始スムーズな追走。4角からジワッと進出開始。余裕しゃくしゃくの手応えで直線に向き、いつでも前を捉えれられる態勢。直線半ばで仕掛けられると前のキセキに馬体を併せて競り落とすと、最後の100mで突き放してゴール。タイムは超高速馬場だった事もあって2.20.6のとんでもないレコードタイムでの決着となった。
好発で早々と好位のインを確保。この時点で逆らえる要素はほとんど無くなった感じ。ただ今回は中盤以降は常に11秒台を刻むラップで、相当厳しい流れの中で好位から押し切る競馬は相当強い内容。万が一出遅れていたら、この馬の末脚を以てしても取りこぼしていた可能性はあった。ちょっと言葉にならない圧倒的な強さであり、歴史的名馬と呼ぶに相応しい内容を見せてくれた。
キセキ2着 重○ 好発からスンナリと主導権を握る。そして中盤以降は常に11秒台を刻むラップを刻み続ける強気な逃げでレースを支配。3角過ぎてさらにペースを上げて後続を突き放し、堂々と先頭で直線へ。これだけのペースを作り出しながら、直線でも迫りくる勝ち馬に激しく抵抗。さすがに残り100mで交わされたものの、そこからもバタッと止まらずに伸び続け勝ち馬とは0.2秒差の2着。しかし3着には0.6秒もの差をつけており、非常に内容のある2着。
高速馬場という事もあるが、中盤以降は11秒台のラップを刻み続けたおかげで、この時計が引き出されたというのはあるだろう。今回は強気に中盤からペースを引き上げることによって後続の脚を削ぎ落す作戦で、勝ち馬にこそ交わされてしまったが3着以下の馬の末脚をすべて封じ込めることに成功。タラレバの話になるが、勝ち馬のゲートの出が甘くなって、位置取りがもう少しだけ後ろになっていたらそのまま逃げきれていた可能性すらある。このペースを作り上げた鞍上、そして得意の高速馬場で輝きを放った馬に大きな拍手を送りたい。
スワーヴリチャード3着 若干出負けも致命的なものではない。それでもインに切れ込んで行って1角では早々に勝ち馬の直後に付けて好位追走。道中は若干行きたがる感じを見せつつ追走。3角過ぎから勝ち馬を追いかけるように進出も、手応えそのものはかなり余裕あり。ただ直線いざ追われてからがいつもの加速力が無い。直線半ばでは前の勝ち馬を捉えるどころか逆に突き放されてしまい、残り1Fではもう脚色的には限界。ゴール前は迫りくる4着馬を封じるのが精一杯の3着。
追走に苦労した感じはないものの、結果的に淡々と流れる流れで脚が貯まり切らなかったと見るべきなのだろうか。それとも時計的に限界があったのだろうか…。これらの判断が非常に難しいところで、上位2頭が走りすぎた…という見方も出来なくもない。だが左回り、高速馬場と自身が得意とする条件でこの着差となると、いろんな意味でショックだろう。
シュヴァルグラン4着 調教○ 中団待機から直線外目に出して伸びて来る。直線序盤から半ばまでの伸び脚は見るべき点があったが、残り1Fで脚色が鈍りだしている。それでも最後までジリジリ伸びて3着争いを演出したものの結果は4着まで。前走の感じを見ても昨年までの勢いはない印象だから比較が難しいのだが、やはり道中はもう少しゆったりと構えられる流れの方が良いかもしれない。
ミッキースワロー5着 調教○ 若干出負け気味で、無理をせずに後方からの競馬を選択。道中は常に後方2番手で待機。3角から4角も内目を回って、直線序盤で思い切って大外に誘導してゴーサイン。ここからそれなりの加速力を見せて一気に中団まで押し上げては来たが、すでにこの時点では大勢が決した後。伸び脚も残り100mでは若干鈍り始めて結果サトノダイヤモンドをギリギリ交わして、勝ち馬から1.3秒差の5着確保が精一杯。この日の馬場とこの流れで後方2番手では厳しい競馬となった感じ。直線序盤での伸び脚は結構見所があっただけに、中団前目で勝負できていればとは思うが…。