フィリーズレビュー・金鯱賞　予想

フィリーズレビュー


とにかく天候と当日の馬場が心配。金曜日の時点では日曜日は朝には雨が降り出して…という予報だったが、今現在は降雨は正午からとの事（大阪の話）。一旦降り始めるとソコソコの降雨という話もあるから、阪神だと良馬場では難しいかもしれない（逆に中京の金鯱賞はギリギリ良馬場で出来る可能性も出てきた）。


出走馬を分析していて分かったのだが、今回のメンバーだと意外と降雨による馬場悪化は歓迎の馬が多い。逆に切れ味勝負で成績を残してきた馬は有力馬が多く、当日の馬場状態次第では切れ味を削がれるという事になるかもしれない。

今、この時点でレース開始時の馬場状態を判断するのは難しいが、思い切って渋馬場想定で入ってみる。


中心は◎エイティーンガール。
過去5戦すべて1200ｍ戦で1400ｍへの距離延長が最大の心配材料ではあるが、とにかく鋭い決め手を有している馬。まぁこの馬以外にも決め手が鋭い馬は多数いるものの、この馬は3走前の未勝利戦が重馬場でも鋭い末脚を見せている。その未勝利戦は本格的に追われたのは残り1Ｆだけで、それでもあっという間に加速してアッサリ差し切って見せた。前走の京都でのレースを含めても、力の要する馬場での出走歴が多く、逆に言えば時計勝負に不安を抱えているとも見れる。ならば馬場が渋りそうな今回はあえて狙ってみようという事で中心視。


相手も渋馬場想定で選択。
前走で◎のエイティーンガールを楽に降している○イベリスも時計が掛かった方が良いタイプに見えるし、フェアリーＳ2着の▲ホウオウカトリーヌも同様の事が言えそう。


後は決め手勝負では分が悪そうな馬は馬場が渋ることによっていい方向に向くのではないか…という想定の下に手広く行く。△ジュランビル、△プールヴィル、△レッドアネモス、△ラブミーファイン、△アスタールビー、△メイショウケイメイまでを連下とする。


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金鯱賞


こちらも天候と馬場状態の読みが難しい。フィリーズレビュー以上に渋馬場を得意とする馬、不安な馬がハッキリとしており、天候と馬場状態をどう読むかで予想はガラリと変わる。


中京に限っては降雨の影響はギリ持ちそうという状況だったが、フィリーズレビューの記事を書いている間に中京の方も正午過ぎには降り出す可能性が高いという予報に変わる。当然降雨量に依るところは大きいが、良馬場でのレースは難しいとも思える。


降雨の影響で馬場が渋ると想定するのならば◎タニノフランケルから入るのが面白い。


なにせ未勝利と500万条件ながら重馬場で2勝の実績。500万条件での勝利した時には後続に4馬身の圧勝だった。近走はロングスパート戦に持ち込んで明らかに成績は安定してきていおり、尚且つ後続が馬場悪化によって末脚が削がれる展開になればこの馬にとっては好都合。確かにここ数戦に比べればかなり相手強化とはなる一戦だが、今の安定感からするとここでも粘り込みがあっても不思議ではないと見て中心に据える。


相手は馬場が渋っても問題なさそうというか却って条件好転の可能性もある○アルアイン、血統的背景からは意外と渋馬場でも対応できそうな▲エアウィンザー、高速馬場の末脚勝負よりかは渋馬場での持続力勝負の方が向いている△リスグラシュー、△ペルシアンナイトを候補として組み立てたい。