日本ダービー　2019　予想

皐月賞は前評判通りサートゥルナーリアの勝利だったが、意外と苦戦した印象も残した。まぁぶっつけ本番のローテが影響したとも言えなくもないが、流れる展開の中で持ち味の瞬間的加速力が思ったほど効果を発揮しなかったのが原因だと思われる。また加速性能の高さは認めるものの追って味のあるタイプとは言い難く、東京の長い直線での追い比べとなるとまだどう転ぶか分からない感じはある。まだ底を見せていないという見方もできるので断定はできないものの、前日19：00の時点で1.4倍の1人気に推されるほどの信頼度はあるのか？という疑問はある。
　　

皐月賞でサートゥルナーリアにアタマ差の2着だった◎ヴェロックスを中心視としたい。
　　　
1人気のサートゥルナーリアとは違っていかにも追って味のあるタイプに見え、皐月賞でアタマ差の2着なら距離延長の東京コースに替わって逆転の可能性は十分にあると見る。ただしスローの加速勝負では明らかに分が悪い馬。場合によってはこの馬自身がペースを演出する側になる必要があるかもしれないが、皐月賞くらいの流れになれば距離適性の面からもサートゥルナーリアより優位に立てるのではないかと見て本命としたい。
　　
相手筆頭は皐月賞3着の○ダノンキングリー。こちらは共同通信杯の勝ちっぷりなどからも東京コース向きの印象だし、展開に注文がつきにくい馬ではあるがスローの加速競争になれば尚更良さが引き出せそうな馬。距離的な課題さえ克服できれば結果はついてきそうな雰囲気。
　　
3番手は冒頭で不安材料を述べたものの、まだ底を見せていないという面でやはり怖い▲サートゥルナーリアを。後は東京2400ｍの舞台は合っていそうな△ランフォザローゼス、同じく東京コース替りがプラスになる可能性がある△ニシノデイジーと△シュヴァルツリーゼを。
　　
大穴は後方待機で脚を貯める形になった場合の★タガノディアマンテが怖い存在。