菊花賞　2019　予想

今週も天気と馬場の相談が重要に。
京都は金曜日夜からソコソコの降雨あり。現に今現在（土曜日13：00時点）でも京都の芝は重から稍重に変更になったばかり。しかし15時から17時にかけて再び強めの降雨がある予報だが、夜半からはまとまった雨は無いとの事。肝心の明日の日曜日は朝から晴れ間が出て、さらに湿度も下がって風も少しあるという感じなので、とりあえずは良馬場までは回復する可能性は高い。

　　　　　　
このレースの出走馬の特性面で見るとスローの瞬発力勝負型は意外と少なく、ほとんどの馬が持続型の差し馬というのが特徴。昨年は別としても、例年はある程度流れる展開になる傾向があるレース。しかし今年は明確な逃げ馬が見当たらない事からも中々展開が読みにくい面がある。元々今年は先行馬そのものが少ないという点からも意外とペースは遅くなる可能性はある…というのを念頭に置いて予想してみたい。


普通に考えれば軸はヴェロックスが最適に思えるが、意外とスローの可能性があると勝手に考えているので◎ザダルを中心に据えたい。

確かに例年よりも手薄なメンバー構成とは言ってもこの面子に入って後半勝負…となるとパンチ不足という感は否めないのは事実。だがプリンシバルＳのようにスローの加速勝負、セントライト記念のように流れる展開からの後半持続勝負とどちらにも対応できているのは大きな強み。先行出来るこの馬にとっては1枠は有利に働くだろうし、案外遅めのペースで前目で運べる形になり、後続馬の出方が遅れるような事があれば勝ち負けのラインまであり得るようにも思える。

　　
対抗は○ヴェロックスを。普通に考えるとＧ１実績の観点からもこの馬が軸に最適だろうが、万が一スローの加速競争になった場合を考えて少し評価を下げる形に。完全に持続勝負型の馬なので3角手前あたりから自ら動いて行くとは思うが、人気を背負う分だけ外々の競馬になりやすいと思われ、そのコース取りの分だけ◎馬と差が出るのではないかという見立て。

　　
３番手は▲ニシノデイジー。前走後に鞍上がルメールにとなった時点でちょっとイヤな雰囲気になったのだが、土曜日後半の大活躍でさらに注目度が上がってもはや妙味ゼロ。ただ馬の特性面で見ると、エンジンの掛かりの遅さも3角の下りで行き脚をつけることでカバーできると思われ、京都外回りは絶好条件と思われる。ここは素直に馬の特性面の有利さを認めて3番手としたい。
　　

遅い流れになると見ての組み立てだが、あくまでもスロー寄りの流れになるというのが前提。昨年のような完全スローの瞬発力勝負になるとは見ていないので、やはり後半持続型の馬を連下に加えたい。
　　

内枠から順に挙げると、人気しすぎの感があるも距離延長は歓迎のクチの△ワールドプレミア、自分から動く形なら期待できる△レッドジェニアル、対応力の高さを認めて△ホウオウサーベル、何とか3角の下りを利用したい△タガノディアマンテまでを候補としたい。
　　

買い目：馬連◎○▲ＢＯＸ　三連複◎○▲軸△流し