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2019/11/16 17:51
マイルCS 2019 予想
マイルCS 予想
中々の好メンバーが揃っており、好レースが期待できそうな雰囲気。今年の安田記念馬インディチャンプ、今年のクラシック戦線で接戦を繰り返したダノンキングリー、前走の天皇賞秋でも内容が濃い2着のダノンプレミアムが人気を担うが、それ以外にも昨年のマイルCSの2.3着馬、前哨戦快勝で勢いに乗るダイアトニック、昨年の安田記念馬モズアスコットなどなど挙げればキリがないメンバー構成。現状で考えられる最高のメンバーが集まった印象がある。
今回のレースは鞍上の乗り替りが多いのも特徴の一つ。17頭中12頭までが乗り替りがあって、元の鞍上に戻るケース、主戦が他馬に乗るためのピンチヒッター、同じピンチヒッターでも急遽のケースなどなど…。個人的には騎手によって馬の取捨の判断を決めるスタイルではないが、先週の京都の2つの重賞を見てもちょっと鞍上の乗り替りは大きなポイントの一つになり得ると見たい。
もう一つのポイントとして挙げたいのが意外とリピーターというか、前年度好走した馬というのが翌年もソコソコの着順に来るケースが多い事。実は先週のエリザベス女王杯でもそういった傾向が見られるのだが、京都外回りコースで問われる適性(高い次元での後半スピード持続能力)というのが意外と大きなカギになるのかもしれない。
かなり思い切った予想になるが、一昨年の優勝馬でもあり昨年の2着馬でもある◎ペルシアンナイトから入りたい。
前述のようにリピーターが好走するレースでもあり、ここ2年のマイルCSでの好成績は、この馬自身が京都外回りに対する適性そのものは高い現れでもあると思う。また先週の話で申し訳ないが、エリザベス女王杯でクロコスミアが3年連続で好走(3年連続2着)したのを見て改めてそう思えたのもある。先週のクロコスミアは6歳牝馬であり年齢的な事も考慮してさすがに3年連続はないな…と思ったのだが、結果はご存知の通り。それに対してペルシアンナイトは一昨年の優勝時がまだ3歳時のもので、今年でまだ5歳というもので年齢的な要素で割り引く必要は無いと思える。
それでも今年は初めから少し不振の印象があって、大阪杯は良い訳のしようがないものの、安田記念は高速馬場適性と位置取りの差、札幌記念は勝負所から大外ブン回しの結果。ただ前走の毎日王冠は高速馬場の中で伸びあぐねた感はありつつも、最後は3着のインディチャンプに0.1秒差まで詰め寄ったあたりにここでも通用する可能性を見出したい。後は鞍上がマーフィー騎手への再度の乗り替りをどう見るかなのだが、少なくともデムーロを見限ってきた(本当の理由は知らないが私の勝手な解釈)のはプラスに受け止めたい。
相手筆頭は○ダノンプレミアムを。こちらは前走で厳しい流れの中で最後まで粘り切り、能力の高さを見せつけた内容。今回は前走ほどの厳しい流れになるとは思えないし、元々が後半の加速勝負の形にはめっぽう強い馬。さらにマイルに戻るのもプラス要素になるはず。こちらは他馬とは違って鞍上が主戦の川田騎手のままというのは大きく推せる要素だと思う。ただ評価を少し下げた最大の要因は、前走は見た目以上に相当厳しいレースであって、その反動が出ないかどうかを少し考慮した結果。まぁ粗探しだと言われても仕方ないけど…。
3番手も思い切って昨年の3着馬▲アルアインを取って攻めてみる。こちらも前走は天皇賞秋を使ったが、大外枠から前に行こうと試みたものの内に入ることが一切できず、終始外々を回って直線は余力なく14着大敗。とにかく序盤である程度の位置さえ取れれば大きく崩れる感じはなく、鞍上がムーア騎手に替わるのもプラスと捉えてこの評価。
連下候補の中でも本命視してもいい△ダノンキングリーはやはり最内枠からの捌きの問題と、関西遠征を含めて京都初経験という点で少し割り引いての評価。同じく△インディチャンプは元々仕掛けどころ一つの馬なので、ここに来て急遽の乗り替りは…という点を心配して連下まで。後はある程度の積極策を取って何とかしたい△モズアスコット、大外枠もペースが緩む可能性があるこのレースでは意外と嵌る可能性がある△レイエンダ(鞍上のルメールも怖い)までを手広く候補としたい。
穴候補は★プリモシーン。前走の大敗ぶりが不可解ではあるが、どういう形であれ3角の下りからブレーキを踏まない形で、スピードに乗せて直線に向く形になった場合の大外一気を警戒したい。
買い目:馬連◎○▲BOX 3連複:◎○▲軸△★流し