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2019/12/21 19:48
有馬記念 2019 予想
有馬記念 予想
今年はほとんどの出走馬がG1で連対経験があって、豪華なレースという印象。人気が示す通り強い馬が一頭存在するが、紛れの生じやすい中山2500m戦でもあり、すべての馬にチャンスありと見てもいいはず。
ここでカギになるのが断然人気になるであろうアーモンドアイ。もはやここで力関係の話をするのは無意味で、この馬の場合能力をフルに発揮できるかどうかが最大のカギ。ほぼ能力がフルに発揮できるであろう東京コースなら何の問題もないが、紛れの生じやすい中山は初参戦で対応力は未知数。特に後半のスピード持続力勝負に無類の強さを見せるものの、コーナーでの加速力への対応力がカギになりそう。
判断するのに最も参考となりそうなのが昨年の秋華賞の走り。中山2500mと京都内回り2000mとを単純に比較できるものではないが、直線の短いコースでのコーナーの加速力を見定めるには都合の良いレース。ただアーモンドアイ自身が秋華賞の3.4角で自ら動いて行っている感は無く、あくまであの短い直線のみで差し切った内容のであまり参考にはならなかった。ただし4角で勢いよく押し上げて行ったせいだろうが、スピードに乗り過ぎたのか直線入口で外に振られるようになっているのが見て取れる。この辺りは中山4角が意外と急カーブであるという事を考えると少し心配な材料ではある。
ただこれはアーモンドアイが後方から進めた場合の話。昨年のJCでは素晴らしいスタートを切っているし、前走の天皇賞秋は発馬直線に若干危ないシーンもあったが、結局は発馬五分から好位を確保できている。今回もスンナリ好位が叶うのであればそこまでの心配はいらないかもしれない。ただし元来出遅れ癖のある馬であり、有力先行馬が揃ってこの馬よりも外に入った点がどう出るか。どういう形になっても内に包まれる事だけは避けたいはずで、意外と序盤の入りは難しくなるような感じはある。まぁこの辺りはゲートが開いてからの問題で、この時点で予想する側が出来ることは数少ない。スンナリとゲートを出てスムーズに運べるのを祈る事と、ややこしい状況になっても鞍上の捌きと判断に委ねるしかない。
個人的結論としてアーモンドアイにとっては難しい運びが要求されるものと見る。少なくともこの中山コースで前日オッズで単勝1.6倍などという絶対的存在の馬という評価は危ないと思う。
狙いは内々を立ち回って、4角から直線で鋭く抜け出してくる馬としたいので本命は◎フィエールマンを指名する。
凱旋門賞帰り、鞍上乗り替りという条件ではあるものの、馬の特性面と枠順を考慮するとチャンスは十分。特に加速性能においてはこのメンバーでも間違いなくトップクラスで、内々で上手くタメが効く形と4角からの進路取りが上手く嵌れば結構面白そうな雰囲気。海外遠征の疲れ等を心配されているのか、前日オッズ(土曜日14:00時点)で13.9倍の5人気と想像以上に低いこともあり、絶好の狙い目とも言えそう。
対抗は◎馬とほぼ同じタイプの〇サートゥルナーリア。反応の良さと瞬間的加速力は◎馬よりも上かもしれない馬。前走でアーモンドアイに完敗しているが、中山コースに替わるのであれば逆転があっても不思議ではないと見る。
3番手は迷った挙句▲ワールドプレミアを。昨年の秋から今年初頭の走りからすると有馬記念に出走していること自体が驚きという感じ。以前はとにかく勝負所でモタつくという印象で、突如直線で思い出したようにの伸びてくるという馬だった。しかし夏を越して急成長という感じで反応と加速に見るべき点が出てきて、前走の菊花賞でついにG1まで手中にするようになっている。この成長力はかなり脅威で、今までと全く違った面を見せる可能性があると見て3番手としたい。
上位にアーモンドアイを置かないので連下は有力馬を多めに。散々文句をつけながらもさすがに3着確保しそうな△アーモンドアイを筆頭に、右回りに問題を抱えるも最内枠は好都合の△スワーヴリチャード、手のうちに入れた鞍上では無い所だけが気になって評価を下げた△キセキ、思った以上に外枠に入ったのは嫌ったが早めの競馬で好走を期待したい△ヴェロックスまでが候補。
毎度おなじみ大穴候補は最内枠に入った★スカーレットカラー。最内枠から貯めに貯めての直線勝負、加えてトコトン最内を狙う形が嵌れば激走があっても…。
馬連◎○▲BOX 三連複◎○▲軸△★流し