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2019/12/23 20:29
雑記12/23
今までは有馬記念が終了して「ああ…今年も終わったな」と実感するのが当たり前だったが、近年はJRAの妙な策略で今週末にまたG1レースがあるのが未だに馴染めない。個人的にはもう分析はしないのであまり関係のない話になったのだが、年末の大一番という有馬記念という一大イベントの後にさらにG1レースがあるというのは、各競馬新聞関係者やネット上で記事を書いている方々は本当に大変だろう。それくらい有馬記念の予想に力を込めていた…というのは昔の話なのだろうか。
若かりし頃、この手のすでに決まった出来事を「昔は…」とか「俺が若い頃は…」とゴチャゴチャ文句を言うオッサンやジジイを鬱陶しいと思っていたが、自分自身が実際にそういう年齢になってしまったのを実感してしまう。競馬歴もいつの間にか25年を越えてしまった…。
先週は有馬記念だけでなく阪神カップも個人的には熱いレースとなった。何気に面子の揃ったレースでもあったし、元々個人的にも非常に相性の良いレース。それに言葉は悪いが執拗に追いかけまわしたレッツゴードンキの引退レースという事で、個人的な盛り上がりは有馬記念とほぼ同等。掲載した予想的にも本命はレッツゴードンキで、ただの応援馬券ではなくて結構自信ありの予想と馬券だったが、残念ながらハズレ。直線半ばでハズレが確定したものの、最後は本命のレッツゴードンキが何とか3着まで…という走りを見せているのを必死に応援。ゴールした瞬間は3着確保と思えたのだが、結果はハナ差で4着。なんか最後の2年は掲示板には載るんだけど…というレースの連続だったような気がする。
有馬記念はまさかのアーモンドアイが完敗。予想の方でも書いたが、個人的には本命馬ではなかったのでこういう結果になっても影響なし。とは言っても4角での手応えからしても「これは勝たれてしまうな」と思っただけに、直線の失速はやはり意外。一頓挫あって状態面が…という可能性もあるだろうが、本質的にハイペースの消耗戦となって持ち味を削がれた印象は強い。
勝ったリスグラシューは個人的にアーモンドアイ以上に軽視したクチ。ここ3走だけをみれば強い馬というのは分かるんだけど、やはり今まで積み重ねてきたレース内容からすると右回りコース、しかも中山でここまで走れるだけの内容は一切見せていないからね…。この馬も前述のレッツゴードンキ並みに3歳時から追いかけた馬だけど、ここは自信を持って消したら最後にエライ目にあった。応援馬券でも何でも印を回していれば3連複の万馬券が…。
肝心の本命◎フィエールマンは4着敗退。4角からアーモンドアイと並んで上がって行ったときは「これは!」と思ったし、直線入口でアーモンドアイよりも前に出た瞬間「貰ったで!」と叫んだものの、最後はさすがにバテて馬券圏内に届かず。条件的に絶好と思って本命にしたし、4角で強気にアーモンドアイに被せに行った時は興奮したな。なので4着敗退も納得の内容。
○サートゥルナーリアは過去の雑記や回顧でも散々有馬記念向きと言っておきながら、土壇場で対抗評価に下げてしまった。単純に◎フィエールマンの方が枠順的に内に入ったという理由だったが、結果的にこっちの方が連対してしまう事に。緩い流れを内で貯めて4角から直線で馬群を抜け出して…という形でしか好走できないと思っていたが、流れる展開を外を回って…という個人的には想定外の形で好走。馬券が当たっていれば嬉しい誤算とも言えるのだろうが、念入りに分析している側の予想としては想定外の形で2着好走というのは結構ダメージがデカイ。
▲ワールドプレミアは完全にバテ差しの3着。とは言っても速い脚のないこの馬にとってはこの形の3着が精一杯というところか。かなり嵌った感があるのは事実。ただ今後の展望として、近年の長距離戦は昔ほどのスローの加速勝負という感じではなくなってきており、流れる展開からの持続力勝負寄りにシフトしている。この辺りを考えると、来年以降の長距離戦では結構良い所が見られそうな気がする。